Nokia Lumia 800 / BH-221

暫く忙しくて長時間会社に… という不本意な日々をすごしていた。週末も含めて長時間仕事をしていると、食事が提供されるのでここ暫く殆ど食費が掛からないという状態だったり。

と言うわけで食事の代わりに(?) Lumia 800 を衝動的に買ってしまったり。

基本的には、camera が 8mp で、storage が 16GB、という二点を除くと対応周波数以外の spec としては Lumia 710 と同じ。ただし、もちろん design は全く違うけれど。

Lumia 800 は T-Mobile US の 3G – AWS band には対応していないので 2G – EDGE のみでの使用となるけれど、もともと smartphone でそれほど高速な data が必要な使い方はしていないので特に気にならない。

後は Nokia BH-221 という bluetooth headset も買ってしまったり。Lumia 800 の audio output は impedance 高めの headphone/earbuds を使えばそれなりに満足できる物だけれど、Bluetooth headset の Sony-Ericsson MW-600 を使うと noise が気になっていた。

BH-221 との組み合わせでは、noise も殆ど気にならないので若干大きいものの今はこちらを愛用している。本体は bag  に入れておけば良いわけだし。

BH-221 は 2 devices まで pairing 出来て、また NFC が組み込まれているので、Nokia 製の NFC 搭載 device と組み合わせて使うのは非常に簡単だ。残念ながら Lumia 800 は NFC を搭載していないけれど、Nokia 701 と組み合わせて使う場合は、単に互いの NFC 領域を近づければ自動的に pairing してくれる。

Pairing 後の接続も、BH-221 の電源を入れた状態で、Nokia 701 の NFC センサーのある辺りに近づければ勝手に接続してくれる。この時、Nokia 701 の bluetooth が disable な状態でも自動的に bluetooth を enable にしてくれ、接続も行ってくれるので中々便利だ。

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Nokia 701: cont’d

Battery Life

Battery Life は普通に使うとどれくらいなんだろう、と色々試してみたけれど間違いなく一日は確実、という事が分かったくらいだろうか。後は 2G/3G での data 通信は結構 battery を消費するので、一日中 cell data を使い続けた場合は 12 時間程度で battery は切れるかもしれない。

大まかに色々計測してみたところ、大体次のような結果になった。

  • WiFi / Push mail x 2 / twitter access 15 分毎
    – 2%/hour
  • offline / Nokia Sleeping Screen
    – 2 – 3%/hour
  • 3G / Push mail x 2 / twitter access 15 分毎
    – 8%/hour
  • offline / Music Playback (Bluetooth 経由)
    – 3%/hour
  • WiFi / Push mail x 2 / twitter access 15 分毎 / Music Playback (Wired)
    – 4%/hour

ちなみに、2番目の Nokia Sleeping Screen とは要は screen saver の事で、lock されている間に表示される物だ。

Brightness が最低で、明るい場所だと良く撮影できなかったので薄暗い場所で撮影したせいで若干ぶれているけれど、こんな感じで lock されている間に時刻その他を表示させる。

Brightness が一番低いとはいえ、常時 screen 点灯状態で 2% – 3%/hour 程度の消費なのはさすがという感じ。

基本的に外出時は、必要が無い限りは 3G data を disable にしておくのが良いだろうという感じだ。ただ、3G data を enable にして、操作しても 10%/hour 程度なので、普段の行動範囲なら朝充電器から外してそのまま夜まで十分に使用可能だろう。

これで WiFi を主として使って、眠るときは 3G/WiFi ともに offline にして application を全て close してから standby させておけば、2 日間使用できるだろう。後はいっそ夜の間は電源を切っておいても良い。

Nokia handsets では当たり前の機能だけど、電源を切っていても alarm に設定した時間になれば勝手に電源が入って鳴り出すので alarm として使っている人でも安心だ。

Japanese Input

+J という Japanese IME が Symbian Belle でもとりあえず動作はしているようだ。Physical QWERTY を持たない機種だと 5-touch/2-touch しか選べなくて、landscape/portrait に関わらず dial-pad での入力を強いられるので、はっきり言って不便で使いづらい。

後は hack して unsigned application を install 出来る端末専用だけど、WFVirtualKeyboard を mod して Virtual QWERTY keyboard を使えるようにした application と +J のローマ字入力 mode を組み合わせると、QWERTY での日本語入力が出来るようになるので、ちょっとだけ使いやすいかもしれない。ただ他の mobile OS に比べると多言語対応はかなり不便なところ。

Nokia 701 – Symbian Belle

Introduction

Symbian handsets は Xpress Music series をはじめとして結構使ったけれど、最後に Nokia 5230 (Nuron) を使って暫く使っていなかった。Series 60 から Symbian^3 になった後の handsets は使ったことが無いので、C7 なんかを買おうと思っていたんだけれど、どうせ買うならということで現行 high-end となる Nokia 701 を買った。

Hong Kong での販売品で Simplified/Traditional Chinese をはじめとしてその他 East Asia の言語を support (exclude Japanese) している firmware の物がやってきた。

価格は送料その他全部込みで $300 弱。一応 Smartphone に分類出来る feature set なので比較的安いと言えるだろう。

Hardware Spec / Form Factor

Spec Summary

  • Quad-band GSM/GPRS/EDGE support
  • Penta-band 3G with 14.4 Mbps HSDPA and 5.76 Mbps HSUPA support
  • Slim alloy body
  • 3.5″ 16M-color nHD ClearBlack TFT LCD capacitive touchscreen; 1,000 nits of brightness
  • 8 megapixel fixed-focus camera with dual-LED flash and video-call camera; geotagging, face detection, smart zoom in video
  • 720p video @ 30fps recording, stereo sound
  • Symbian Belle OS
  • 1GHz CPU and 512 MB RAM
  • Wi-Fi 802.11 b/g/n
  • 8GB of inbuilt storage, microSD expandable
  • Active noise cancellation via a dedicated mic
  • DivX, XviD, H.264 video support
  • Good audio quality
  • Standard 3.5 mm audio jack
  • Stereo FM Radio with RDS, FM transmitter
  • microUSB port with USB On-the-go support
  • Stereo Bluetooth 3.0
  • GPS receiver with A-GPS support and free lifetime voice-guided
  • navigation; Digital compass
  • Flash Lite support in the web browser
  • Smart dialing and voice commands
  • NFC support
  • Built-in accelerometer and proximity sensor
  • TV-out functionality (SD)

1GHz Processor?

単純に spec sheet を眺めると 1GHz APU に 512MB RAM となっていて Symbian device としては非常に大きく spec-up した、と言える。後は 8GB の internal storage と言うことで、一般的に mid-range の Android handsets 等と同じくらい? と思った人が居るとすればそれは大きな勘違いだ。

Nokia N8/E7、およびその前後の high-end Symbian device は 680MHz の processor に 256MB RAM という構成だった。それが今は 1GHz processor と 512MB RAM となる。RAM は model によっては 128MB だったりするけれど、基本的にはそれ位あれば殆どの基本的な機能と pre-installed applications を動作させるには十分だ。ただし、余りたくさん同時に動かさなければだけれど。

Processor は ARM1136JF-S の 1.0GHz、ARM11 architecture となる。

Coretex-A8 の processor と比較すると、単純に instructions per second の数値を目安とするなら Coretex-A8 625MHz の物と同等となるだろう。実際には FPU の差異、その他の architecture の微妙な違いで単純比較は難しいけれど、大体の演算性能の目安としては 60% – 70% 程度と見ておけば大体当たりというところだろうか。

単純な processing power で見ると low-end としか言いようが無いところだけれど、Symbian OS を動作させるにはそれほど高速な CPU も大量の RAM も必要無いので、このちょっと頼りない spec でも軽快に動作してくれる。そもそも Coretex-A9/A15 で dual/quad という spec 競争を続ける Android とは別の世界、と考えたほうが良いし、その最新の CPU でも laggy な Android が mobile OS としてはかなり異常な進化をしている、と言ったほうが良いだろう。

Android は手のひら size の高性能 computer、一時期の UMPC と呼ばれたカテゴリーの製品へ進もうとしているように見えるので、smartphone とは別の領域に進もうとしているのではないかと思う。それはそれで確かに欲しいかもしれないけれど、コスト的に電話機としての性格の方が前面に出る smartphone でそれはちょっとどうなんだろうと言うところだ。

Design and Construction

Nokia 701 は N9 登場の時のような、これは新しく見る design だ、とか斬新な、という感想には当てはまらない。基本的には Nokia C7 とほぼ同じ design だ。

丸みを帯びた corner、そしてしっかりした質感を持った aluminium alloy body の組み合わせは手に持った感じがなかなか良い。外形寸法は 117.2 x 56.8 x 11 mm / 131 g となり Lumia 710 よりちょっと細くて、全体的に一回り小さい。重量は Lumia 710 が 125.5 g なので、本来 Nokia 701 の方が少し軽い筈。ただし我が家では Lumia 710 に BP-4L を挿入して使っているのでその分重くなって、Nokia 701 の方が軽い。

正面は screen の上部に earpiece そして proximity/ambient light sensors と VGA 解像度の front facing camera が存在している。Screen 下部には、3つの物理 key – 中央に menu そして両脇に Call/End Call button となっている。

Handset 上部は左から MicroUSB port、そして 3.5mm audio jack と power button となる。

Power button は余り使う頻度は高くないと思うけれど、power button は power on/off、screen lock の他に、offline/online の切り替えや profile の切り替えなどが行える。

左側面は上部に小さな穴が開いている以外は何も無い。この穴は、以前の Nokia handsets を使っている人にはおなじみの 2mm charger plug 用の穴だ。ちなみに、Nokia 701 は MicroUSB 経由でも充電可能なので、両方つけて、そして充電器としては 2mm charger が付属しているのはちょっと不思議な感じ。素直に MicroUSB charger を付けた方が良かったのではないかと思う。

左側面がほぼ何も無かったのと比較すると右側面は忙しい、とでも言えばいいだろうか。左側 (device 下部にあたる) から順に、camera key、lock slider、そして3つ並ぶ両脇が volume keys で、中央が voice command key となる。

Camera key は単純な single press key だ。Auto-Focus がついている場合、camera key を半分押すと focus だったりするけれど、Nokia 701 は Fixed-Focus なので、その機能は無い。

Lock slider は多分一番使うことになるだろう。Screen を off にして lock というのは一般的な Android あるいは Windows Phone handsets では power button の役目だけど、Nokia 701 ではこの slider がその役目を担う。

Lock slider を下に slide させる事で、lock on/off が切り替えられるので、この操作に慣れれば power button は殆ど手を触れることも無いだろう。

また lock slider を slide させて vibration するまで hold すると、camera に付属の dual-LED flash が点灯して、暗い場所での flash light 代わりに使用することが出来る。消灯するには、同じく lock slider を vibration するまで hold すれば良い。

背面は 8MP f2.8/4.3 の lens と dual-LED flash、そして battery cover となる。Battery cover を外すための latch が下にあって、その下に見える mesh 上の部分には 2nd microphone が位置している。2nd microphone は通話時の active noise cancelling の際と、video recording の際の stereo mic として使われるので、通話時にはここを完全に押さえてしまわないように注意しよう。

Lens 部分の上下に位置する mesh は下側はただの飾りで、lens 側 (写真上部) の mesh 部分に loudspeaker が位置している。

Battery cover を外すと 1300 mAh の BL-5K が収まっている。その battery も外すと MicroSD slot が出てくるので、MicroSD card の交換は面倒くさい。もっとも一度挿入したら、そう滅多に交換する物ではないと思うけれど。SIM slot は全部写ってはいないけれど、MicroSD slot の奥にかろうじて見えている。

これは battery の装着とは関係なく、battery cover さえ外せばいつでも交換できる。Size 的な、あるいは実装面積から来る制約もあると思うけれど、普通に考えればこれはそれぞれ逆にすべきだろう。

ClearBlack IPS-LCD display

3.5 inch、640×360 の aspect ratio 16:9 の ClearBlack IPS-LCD display はなかなか綺麗だ。そして、ものすごく明るい。

Brightness 50% の状態でほぼ (white) 800 nits の明るさで、他の一般的な smartphone の brightness 100% の状態より明るい。そして brightness 100% にすると 1021 nits となり、これに匹敵するのは Nokia E6 位だ。 Contrast ratio は brightness 50% でおよそ 1:1800、100% で 1:1480 程度となるので、それほど悪くは無いだろう。Motorola/HTC の LCD model だと 1:600 – 1:800 位までとなるので、その辺の model と比較すればかなり良好だ。(もちろん LCD monitor や TV と比較すれば物足りない)

このとても明るい display のおかげで屋外での視認性は今まで使ってきたどの handsets よりも良い。これだけ屋外の直射日光の下でもきちんと見える display ははじめてだ。

Image quality としては、解像度が小さいけれど、screen size も小さいので、210 ppi となりそれほど悪くは無い。ただし、よく見れば jaggy な部分が見えたりもするけれどそれほど気になるものではないだろう。

Symbian Revived!

Symbian OS と一口に言えば Nokia、ということで Nokia 独自の mobile OS と思う人も多いかもしれないけれど、一言で言うと間違いだ。

Symbian OS 自体は、UK base の PSION という会社が作った物を smartphone 向け、とした物で、OS core 自体は Nokia、Ericsson、Motorola そして PSION によって設立された Symbian Ltd. が開発を続けてきた。

Symbian Ltd. はその後 Nokia に買収され Symbian Foundation となり、そこから Nokia 本体への吸収を経て、現在は Accenture consulting company に買収されている。Nokia は現在は Accenture から OS core の提供を受けてその上に Nokia が開発した S60 (Nokia Series 60) という presentation layer を組み合わせた物を使っている、という事になる。

S60 に相当する物としては他に Sony-Ericsson の UIQ、NTT DoCoMo の MOAP などがあり、これらを含めた Symbian OS device は稼動ベースで見れば現在でも top share を誇っている。

Nokia は現在は S60 という名称をやめ、Symbian^3 – Anna/Belle という名称で呼んでいて、次の Nokia 808 PureView では Symbian の呼称を外して Nokia Belle としてしまったけれど、それでも OS core は間違いなく Symbian で、Belle 自体も S60 release 5.2 という位置づけだ。

Simplified UI

S60 Rel 5 までは使っていたけれど、その後 Android を使うようになったのでさて、どんな物だろうとまずはあちこちの menu を開いてみたけれど、ずいぶん simple になったというのが率直な感想だろうか。

かつての Symbian S60 はどこに何があるのか分からない menu 構造、そして nest して階層が深くならないとたどり着けない menu 等が多くて、一言で言えば使いづらい OS だった。Android が UI/Menu 構造としてはかなり混乱して一貫性が無いのは確かだけれど、はっきり言えばそれより酷かった。

ところが Symbian Belle では UI/Menu 構造が一新されて、かつてのように悩みながら sub-menu を辿っていかなくても良いようになっている。そして home screen も大きく変わり、一言で言えば Android OS 風に home 上に widgets と application shortcuts を配置して使う、という出来上がりになっている。

New Home screens

Home screen は 3 – 6 screens を設定することが出来て、home screens を左右に scroll すると端で止まるわけではなく、loop していく事になる。背景 image は全体に一つを割り当てて scroll していくわけではなく、各 screen 毎に個別に設定することになる。

Widgets/Shortcuts の追加、あるいはその screen の wallpaper の変更をするのは、何も無いところを tap して hold すれば menu が出てくるので、後はそれに従ってという事になる。

Widget の追加なら追加したい widget を選んで後は好みの位置に… という Android OS を使っている人ならおなじみ、とでも言える方法だ。

Home screen は landscape/portrait 両方に対応している。

ただし向きが変わると単純に回転するのではなく、その向きに応じて画面上に配置された物が re-arrange される感じだ。

Screen 最下段に 3 つ並ぶ shortcut は左から、Applications、Telephony、Menu となっていて、Telephony は電話をかけるための物だし、Menu は widgets/shortcuts/screens の追加、あるいは user guide の参照や wallpaper の変更を行うことが出来る。

Application Drawer

Home screen 左下部の applications shortcut あるいは、本体下部中央にある menu key を押して開く applications の一覧は、ここは懐かしいというか従来の S60 の物とそれほど変わりは無い。

ただ、以前はここに folder がたくさんあって、folder を開いて目的の application を、場合によっては folder の中の sub-folder を… という具合にはじめての場合は目的の物を見つけるのも苦労するような有様だったのが、folder は基本的に廃止されて flat な物となっている。ただし、user 自身が folder を作りたいと思えば、もちろん可能だ。

Applications は、この screen capture の様に custom grid で並んでいるのが初期状態で、この状態から install した applications は最後に付け足されていくことになる。もちろん、この grid の並びは自由に arrange することが可能だし、grid では無くて list 表示にすることも可能だ。また、alphabet 順に並べることも出来るので、この辺は好みに応じて設定すれば良いだろう。

ちなみに application icon に * が付いているのは install/update された物で、一度起動すれば消える。また ◎が付いている物は現在 background で動作中の applications だ。

Notification Bar

そして notification bar というか、pull-down して引っ張り出せる notification 領域が出来て結構見やすい。上部の 4 つの shortcut はそれぞれ左から Mobile (cell) data、WiFi、Bluetooth そして Silent mode の on/off を toggle するものとなっている。

基本的に Symbian OS は常時 online であるという前提で作られてはいないので、使わないなら Mobile data も WiFi も off にしておくのが良いだろう。WiFi は screen off になって暫くすると切断されて省電力 mode に入ることになる。そのまま screen on にしても再接続せずに省電力 mode のままになっているようだけれど、browser その他の application を起動して、connection が必要なら自動的に再接続される。(ただし destination が ‘internet’ に設定されていれば)

Task Manager

Task Manager は S60 から変更が無い。Device の menu button (どの handset でも中央にある) を long press することで、現在動作中の process の一覧が表示される。右上の X を tap すれば、その application を終了することが可能だし、左右に slide して、目的の application に切り替えることも可能だ。

Symbian OS の multi-tasking は Android などの様な pseudo multi-tasking では無く、desktop OS と同じように本物の multi-task となっている。このため、どの application も background で動作し続けるので browser の page を開きっぱなしにしておく、とかではなくて何か動作を続けるような application であれば、不必要になったら application 内の menu から Exit するか Task Manager で終了させておくのが良いだろう。

いちいち menu から Exit を選択するのが面倒くさい場合は、黙って end call button を押せば殆どの application はそのまま終了する。

Symbian handsets のお約束として、application 内での menu key は process をそのままにして home へ戻る、という機能が割り当てられていて、end call button は process を終了して直前の状態に戻る、というのがあるけれど、Symbian Belle でもそのお約束は健在なので、background で走らせる必要の無い application から抜け出すときには end call を押す癖をつけよう。

Portrait QWERTY Keyboard

Symbian Anna からついに portrait virtual QWERTY keyboard が実装された。

かつての S60 handsets の場合、左側の image (Nokia 5230 Nuron) のように portrait mode では、dial pad が出て、multi-press with time-out method か T9 での入力しか選べなかった。

また入力の際に、実際の screen にそのままではなくて、いったん入力専用の screen に移って、そこで入力してから確定して application の画面に反映されるという方式だった。

もっとも、以前はこの Nokia 5230 などの様な 3.2 inch という screen size でも「大きい」と分類されていたわけで、それ以下の screen size を考慮すると、portrait での virtual QWERTY keyboard は使いづらかったので、この portrait QWERTY は screen size の大型化に伴う変化、ということが出来るだろう。

Symbian Anna からはこれが一新されて、portrait mode での virtual QWERTY keyboard と screen の分割が support されるようになった。これは SMS の編集なら、screen の上半分が application のために残されて、下半分に virtual keyboard が pop-up してくるという他の mobile OS でおなじみの style だ。

Word prediction も使うことが出来て、途中まで入力した後に未確定の word を tap すると候補の一覧を表示することが出来る。

また dial-pad での入力の方が早いという人がいれば、もちろん切り替えて従来の dial-pad による入力も選択できる。ただ、この場合でも専用入力 screen では無くて分割された screen での入力となる。

Dial-pad に切り替えた直後は T9 は有効になっていないので、T9 を使いたい人は忘れずに menu から activate しておこう。

この screen 分割は新しい applications だけに有効なようだ。多分古い SDK を使っている物の場合は古い入力専用 screen が呼び出されてしまうのだろう。

Nokia Browser 7.4

Symbian Belle に pre-install されている WEB Browser は Nokia Browser 7.4 で、WebKit base の browser だ。かつての Nokia Browser 7.0/7.1 の頃と比較すると、

  • Capacitive touch display への対応
  • two-finger touch (pinch open/pinch close)
  • Optical Finger Navigation
  • Flash Lite 4.0.3
  • Basic HTML 5/CSS 3 への対応
  • JavaScript 1.8 への対応
  • multi-window browsing = tab ブラウズ

などが主要な変更点だろう。もちろんこの他にも細かいところはたくさんあるんだけど、以前の物は resistive touch panel 専用で、ページの上下/左右 scroll には stylus を用いて端の細い scroll bar を使わなければならなかった。これが touch navigation に最適化されて、最新の Nokia Browser では capacitive touch panel 搭載機なら指だけで navigation を行うことが出来る。

これは他の OS から見れば今更、という感はあるけれど、それでも元々 resistive touch panel にしか対応していなかったのでしょうがないところもあるだろう。

Google+ に access すると、基本的には Basic Mobile view となる。上の2枚の screenshots のうち、最初の物が Mobile (WEB App) view に切り替えた物で、下が Desktop view に切り替えてみた物だ。

どちらでも rendering が破綻したり、ということも無く綺麗に表示されている。ただし Desktop view は Google+ の場合 script が重いので実用的ではないだろう。また Mobile (WEB App) view も煩雑に reload して通信が発生する作りになっているので、標準の Basic Mobile view が一番実用的だろう。

いずれにせよ、Symbian device はそれほど高速な CPU は搭載していないので、script が heavy に動作する WEB page を desktop view で見るには不向きなことは間違いない。もっとも表示領域も大きくないので、普通は mobile view で十分だろう。

User Interface は browser に限らないけれど、かなり大幅に変更されて、Nokia Symbian handsets をはじめて使う場合でもかなり直感的に、そしてそれほど学習せずに使うことが出来るようになっている。

かつての S60 handsets までは WEB browsing は出来るから、とりあえず必要だったら使う、的な位置づけだったし、Opera なんかを install しないと快適とは言い難かったけれど、新しい Nokia Browser なら別に Opera 無しでも十分に news を読んだり、お気に入りの site を閲覧したり、という用途を日常的に使うことが出来るのではないかと思う。今は殆どの site が mobile device に対応している、というのもあるし。

Audio playback / Music Player

色々と UI には問題が多かった S60 でも Music Player だけは非常に使いやすかった。そしてそれは Belle になっても変わっていない。S60 Rel 5 から Symbian^3 そして Anna/Belle へと変わる際に何が変わったのかとじっくり見ても特に違いは無い… というか。

見た目、という点で言えば cover-flow 的な UI が増えた位でそれ以外は基本的に一緒だ。

おなじみの、というか pre-set から選べる equalizer もそのまま健在だ。

音質そのものは high-end Symbian device 伝統のと言えば良いだろうか、portable MP3 player としてみた場合には素晴らしい音質ということが出来るだろう。50 Hz 前後が若干 boost がかかっている感じではあるけれど、そこを除けばほぼ flat で素直な音を出してくれる。

Distortion、Noise、Stereo Crosstalk などはいずれも気にする必要の無いレベルだ。この辺は Xpress Music 以降基本的には殆ど同じ回路なんだろうな、というところだ。

というわけで先日買った Nokia Purity headset で音楽を聴いているけれど、非常に満足だ。また bluetooth headset を経由して聴く場合でも Lumia 710/Samsung Focus のように noise が入ることも無く非常に clear な音質だ。

Audio に関しての唯一の不満点はかつての Xpress Music series のように mono loudspeaker では無くて、stereo speaker を付けて欲しかった、というところくらいだろうか。Speaker からの音質は若干金属的な響きが気になるけれど、電話機付属の speaker として考えればそれほど悪いわけではない。ただし、Xpress Music と比較すればもちろん不満だらけだけど。

Excellent Battery life

Catalogue spec 上の battery life は wow としか言いようが無い。

2G での音声通話 17 時間、3G での音声通話は 7 時間。そして standby は 2G – 504 時間 (21 日!)、3G – 551 時間 (22 日 23 時間!) となっている。Video playback は 8 時間 55 分、Music playback は 71 時間 25 分となっていて、最初は何かの見間違いかと思った程だ。

ただ、この catalogue spec は基本的に他に操作をせずに何も background で動作させず、というあくまでも参考値に過ぎないので普通に使う場合にはこの値を達成することは不可能だ。

通常は catalogue spec は見るだけ見て忘れて、朝から low-battery warning が出るまでどれくらいか、を見ているんだけど Nokia 701 の場合は今のところ分からない、けれどかなり良い、としか答えようが無い。

これは 6 時間ほど browser を使ったり、Social network application を使ったり、あるいは screenshot を撮ったりしながら音楽を聴き続けた (4 時間ほど) 状態での battery status screen だ。

合計 30%… 30% 減ってる? と思ったんだけど、total では 80% 残っていることになっているので、この辺の細かい数値は微妙に謎だ。4時間の music playback を続けて、2%? というのも中々凄いインパクトがあるけれど、とにかく何をしても Android/Windows Phone handsets のように目に見えて減っていく、ということが無い。一番分かりやすく減るのは video playback なんだけど、普段 snmartphone で video を鑑賞するというのも余り無いし。

他にも 10 時間くらい repeat して音楽再生だけ続けてみた後の battery status とか、適当に使いながらの減り具合を見る限り、多分 music playback を主として使えば 40 時間前後。WEB browsing その他と組み合わせて使った場合でも 30 時間くらいは余裕でもつのではないだろうか? というところだ。

今のところ夜は充電してベッドに入る、という生活なので、実際のところ良く分からない。

Telephony / Messaging

Nokia 701 は正しく Nokia handset だ。Quad-band GSM、そして Panta-band WCDMA と CDMA carrier 以外ならどこでも使える world wide handset だ。受信 reception もかなり良好で他の maker の handset なら out of service となる場所でもしっかり電波を掴んでくれる。

音声通話品質はかなり良好で、Nokia 701 からの通話相手は dedicated noise cancelling microphone のおかげもあって、かなり綺麗な音質で会話を聴くことが出来るだろう。また Nokia 701 を通じて聞こえる音質も結構良好で cellphone としてはかなり良好な部類だ。

ただし不満点を一つ上げるとすれば、loudspeaker の volume がもう少し欲しかったところだ。ただし、headset あるいは本体の earpiece を通じての volume には特に不満は感じない。

Final Words

Nokia 701 を主として Symbian^3 以前、S60 Rel 5 と比較してどう変わったかを中心に解説してきた。Nokia 701 の hardware 的にはまだ fixed-focus 8MP camera あるいは video recording など触れていない部分もあるけれど、私自身がそうした機能は殆ど使わない、あるいは別にどうでも良いと思っているので、これからも多分その点に触れることは無いだろう。

他にも NFC が搭載されていたり、あるいは専用の cable を通じての USB on-the-go 機能で、USB flash memory を認識できたり、と中々いつどう使えばいいのか分からない機能が追加されていたりする。

ただ、USB on-the-go なんかは大容量の何かを持ち歩きたい、という場合には確かに便利だろうし。本体を USB cable で PC に接続した場合に USB mass storage として扱える mode が付いていたり色々着実に機能強化されている部分も多い。

Symbian はもう時代遅れ、あるいは Android や iPhone に比較して機能が少ない、というコメントも見かけるけれど、Symbian Belle は時代遅れでもなんでもなくて、十分実用的な最新世代の mobile OS だ。また機能的な面で言えば、concept は若干違うけれど、OS core 機能ではまだまだ Android や iPhone よりも豊富な機能を持つ。その分 handset maker が実装を行い hardware を設計するのに時間がかかるのは確かだけれど、現時点ではまだまだ十分他の mobile OS と比較しても遜色は無い。

Application の数がそれほど多くない、というのは確かに欠点としてはあげられるだろう。Symbian^3 以前の application は長い歴史も有り、Ovi Store 以外にも unsigned で大量に application があったりするけれど、Symbian Anna 以降の新しい text input – screen の分割、あるいは widgets なんかに対応した物は確かに少ない。ただ実際のところ、Microsoft OneNote があって、facebook/twitter に pre-install application で対応していて、後は WebKit base の browser と Music Player があれば困らない人なので特に気にならない。

Multi-language support というところでは確かに他の platform とは見劣りするだろう。ただし表示自体は問題ないし、Font Zoomer という application を使うと自由に font も切り替えられる。Swype が (beta ではあるけれど) 30 languages 以上に対応していたりするけれど、何故か Chinese と Japanese は無かったりする。

もっとも、日本語を入力したいと思うのは一部の social network service とこの blog 程度で、blog は電話機から post しようとは思わないし、twitter/google+ などは日本語が入力できなければ全て英語で文章を書けば良いだけの話しなので、こちらも困ることは無いだろう。

というわけで、日本語の入力が必要条件で無ければ最新世代の Symbian Belle はかなりお勧めできるかもしれない。ただし、他の mobile OS と違うのは前提が常時 online で packet を常に垂れ流せる、では無くて、通常時は offline で必要に応じて application を起動して必要な情報を取得する、あるいは必要なら upload なりをする、というところだろう。

Hardware としての Nokia 701 は私自身は smartphone 搭載の camera はとにかく写ればどうでも良い、という程度のこだわりしかないので、fixed-focus でも特に気にしない。ただし smartphone 搭載の camera を point and shoot 代わりに使うのである程度は… という場合は買うべきではないだろう。

この場合同じ価格帯で Nokia N8 が存在しているので、そちらを買えば Nokia 808 PureView 以外での最高峰の image quality を堪能できるだろう。(Nokia 808 PureView は €450 程度なので、発売直後は高いだろう)

また Nokia C7 辺りを持っている場合には特に upgrade する理由も無いだろう。確かに RAM の容量。そして CPU の動作周波数は向上しているけれど、逆に言うとそれだけだ。C7 程度の 680 MHz ARM11, 256MB RAM でも Symbian OS を動作させるには問題が無いので、RAM あるいは CPU power がと現状で困っていないならば買い換える理由は全く無い。

Nokia 5230 等からならば、買い換えると物凄い軽快になったと感じるだろう。Carrier との契約無しで $300 程度、状態の良い used を見つければ $200 弱で手に入れることが出来る Smartphone としてはかなり良い買い物だと思う。

Symbian handsets を特に積極的に進める理由は無いけれど、同じ値段のあるいは倍の値段の Android device と比較してもそれほど悪くは無い。特に低価格帯の smartphone としては現時点で Symbian を超える物は無いだろう。Windows Phone 7 tango で要求 spec が引き下げられているけれど、対抗できるとすればそれ位だと思う。

Nokia Purity Stereo Headset / Xpress-on Cover

Nokia Purity Stereo Headset by Monster

AWS に対応した Windows Phone handsets もあまり release されそうに無いので、当分 Lumia 710 で良いかと最近思っていたりする。Nokia 製品なので 1 – 2 年程度の使用で power button がくたびれたり、あるいは筐体がきしんできたり、というような事も決して怒らないと思うので、Windows Phone 8 への upgrade がこの model にも提供されるなら、これで数年は、というところだ。

もっとも AWS に対応した物で、あるいは T-Mobile US が最近発表した計画通り PCS 上での HSDPA+ を提供するようになったときに internal storage 容量の大きい、または MicroSD slot 付きの Nokia handset が出たら買い換えるかもしれない。

ということで、あまり screen protector 位しか専用 accessory は買わないんだけど、Lumia 710 用には色々買ってしまった。

まずは Lumia 710 専用、と言うことではないけれど、一応 Lumia series 用に販売された Nokia Purity Headset (by Monster)。

Cyan/Black/Fuchsia/White の colour variation のうち今回は Lumia 710 の色に合わせて White を買ってみた。価格は大体 €100 前後で結構立派な箱に入ってくる。

箱を開けると carrying case と Headset 本体。

5 種類の size の違う rubber ear buds、それに Nokia AV audio jack を搭載する handsets 用の adapter、そして説明書となかなか豪華な package になっている。

Nokia Xpress-on Cover for Lumia 710

Nokia の一部 handsets では以前からあった、交換可能な colour variation の豊富な back cover。

今回買ったのは Fuchsia と White だ。他にも Cyan と Yellow があったけれど、今回は見送り。

T-Mobile US で販売しているのが Black-Black と White-Black の 2 models なので、元から付いてきた black cover と並べてみた。

結構 back cover を変えると handset の感じも大きく変わるので、気軽に外見をちょっとだけ変えたい人にはお勧めかもしれない。

残念ながら US では発売される予定は無いらしいけれど、ebay 等で $15 程度から購入できる。たまに $50 とか値段が付いているのもあるけれど、探せば UK 辺りの cellphone shop でそれなりの値段で買えるだろう。

Nokia Lumia 710: extended? battery

最近は Lumia 710 しか使っていないので、ちょっと battery life がもう少し良くなると… と言うことで少し容量の大きい battery を注文してみた。

Lumia 710 は Nokia BP-3L を使っていてこれが 1300 mAh の容量となっている。この互換 battery で 1500 mAh – 2200 mAh まで色々あるんだけれど、基本的に Mugen や Seidio 等の 3rd party 互換品は容量自体が適当で高い値段を出して買うだけ無駄、と言う世界だ。Mugen/Seidio 辺りなら大体表示容量の 70% – 80% 程度が実際の容量となるだろう。また Made in China の no brand な物は仮に表示容量どうりだったら size 的に一緒で 2200 mAh とかになると、内蔵のコントロール部分や温度管理あるいは over-charge を防ぐための safety 部分を削るしかないわけでかなり危ない。後は寿命も短い。

基本的に各 maker 純正の物はほぼ表示容量が正確で、安全性も高いし寿命も長いので一番安心である。特に Nokia / 旧 Motorola の規格品は数も大量に出ているので battery としてみた場合には容量も正確で、価格も安くて入手生も高い。Motorola solution と分割してからの Motorola Mobility のそれは機種毎に新しい battery を載せてきていたりするので、この辺の信頼性は若干微妙な感じだ。

と言うわけで今回 extended battery 代わりに買ったのは Nokia BP-4L。

Nokia BP-4L は Lumia 800 等の highend smartphone に使われていることが多い battery で 1500 mAh の容量となる。そして、Bp-3L と幅と高さは同じなので BP-3L を使用している handsets には大体そのまま装着可能だ。

ただし、容積も一緒で、と言うわけではないので当然ながら厚みが違う。

Lumia 710 の場合は back cover の battery があたる場所に薄い pad の様なものが張られているので最悪の場合はこれを剥がせば収まるかなと言う目論見だ。

厚み以外の外形は同じで、端子も同位置に付いているので当たり前だけど本体への装着には何の問題も無い。

その状態で back cover を何も加工せずに嵌めてみたところぴったりはまる。BP-3L を使っているときに若干ゆとり的なものがあるけれど、それは無いのでしっかりとはめ込まないといけない。それと、当たり前だけど重量は若干重くなるけれど、それほど大きな差は無いので許容範囲だろう。

と言うわけで、暫く BP-4L を使ってみようというところ。Lumia 710 を持っていて安価で信頼性の高い extended battery が欲しいと思ったら BP-4L を使うのが多分一番良いだろう。

Nokia 製の battery を買う場合の注意点としては、同じ parts number で複数の世代があるので、必ず表示容量を確認して買うことが必要となる。BP-4L の旧世代のものは 1200 mAh とかも存在しているし、こちらはまだ私自身の目では見ていないんだけど、最新世代の物は 1650 mAh らしい (ただし 1500 mAh の物が大量に出回っているので探すのは難しいだろう)。

Li-Ion battery は余り数が出なくて保管期間が長いと容量も減って行くのでこちらも注意が必要だけれど、BP-3L/BP-4L の Nokia 純正品であれば比較的大量に出回っているので製造日はそれほど注意しなくても大丈夫だと思う。

A month with Lumia 710 – Google on Windows Phone and more

Nokia Lumia 710 を使い始めてからほぼ一月、と言うことで使い始めて 5 ヶ月ほど経った Windows Phone 7 そして Lumia 710 の impressions やこれまで使っていた Android smartphone から乗り換えて、私の日常的な使い方で使用している Windows Phone 上の application、service などを紹介してみよう。

基本的に Android smartphone を使用している場合には、Google services に深く依存した形になる。というわけで、Windows Phone 上でも同等の service あるいは直接 Google services を利用できるか、という点に関しては結構気になる人も居るだろう。

Gmail / Google Calendar

Windows Phone から Gmail そして Google Calendar を利用するのは非常に簡単だ。Settings -> email+accounts で Google Account の設定をすれば基本的に終了。これで Windows Phone の native email client から Gmail を利用することが出来る。同時に Calendar も sync 可能なので、日常のやり取りに Gmail そして scheduling に Google Calendar を使っている場合でも Windows Phone で不自由しないだろう。

複数の Google Calendar が設定されている場合は Windows Phone の IE 9 から m.google.com/sync に access して設定を行うことが出来る。

この YouTube video の解説どおりにやればまず悩むことも無いだろう。Windows Phone の native email client は好みの問題もあるけれど、Android の標準 Gmail client よりはすっきりして使いやすいし、見やすいと思う。

Google Docs?

個人的に Google の追加 storage を購入していたりするので、Google Docs にも access 出来れば (storage として) ちょっと嬉しいとは思うけれど無くても不便は無い。

Microsoft Office Mobile 特に OneNote が非常に使いやすいので Google Docs の必要性を全く感じない。SkyDrive が有料での追加 storage の service を開始するようだ、と言われているので、その価格を見て Google での追加の storage 購入はやめようかなと言うところだ。

Google Voice

Google Voice は結構良く使う service ではあるけれど、これは GoVoice という 3rd party 製の Google Voice client で問題なく利用可能だ。

Push notification を利用するには toast notification の設定が必要ではあるけれど、これを使わなくても Google Voice から Gmail に notify するように設定しておけば Gmail は push として email が到着したら即座に通知させることが出来るので、第三者の notification service を利用するよりは安全ではないかと思う。

ただ Google Voice は free SMS のためだけに使っているような感じなので、今後噂されている Windows Phone に Skype が統合される、というのが現実の物になった場合 Google Voice を利用するのを止めて Skype にしようかなと言うところだ。

Google Voice の方が Skype より若干安い傾向にはあるけれど、それでも international calling をする、というのはあまり機会が無い。大体 Skype to Skype で済んでしまっていたりするし、何より Google の提供する有料 service はとにかく酷い。

Service そのものではなくて、支払いなどで事故、というのは一定の確率で起きてしまうものだけれど、Google の場合は問い合わせの電話窓口が無いので email を送るしかない。そしてそれに対する返答は template の物だけが帰ってきて終わりなのだ。実際 support/bug report group を見ても、個別のケースにまともに応答してもらえることは殆どない。と言うわけで、Google の決済 service を使う必要が無ければ極力避けるというのが安全のためには一番いいだろう。

Google Maps / Google Navigation

Google Maps はあまり使わなかったけれど、Google Navigation は GPS Navigation としては online でさえあれば非常に優秀な物だと思う。直接 Google Maps を使いたければ gMaps Pro (Free 版も有り) を使うのが良いだろう。ただ、Google Maps は latitude との連携とかそうした物が前面に出てきていて余り好きではない。

普通に Bing Maps と local scout を使う方が将来的にも privacy 管理と言う点から見ても安全だろうと思う。それに意外と local scout は機能も多いし、収録されている場所/business も結構豊富だ。

Google Navigation に関していえば、これを代替できる free あるいは $5 程度までの低価格な application は存在しない。Google Navigation がとにかく優秀で、あれを free で提供すると言うのは一種の anti-competitive な悪事だと思っている。Bing maps でも turn-by-turn navigation 的な物は利用可能だけれどあまり使いやすいとは思えない。

どうしてもそれなりの精度の GPS Navigation が必要なら Garmin StreetPilot などを購入してしまうのがいいかもしれない。$34.99 というのは高い、と思うかもしれないけれど個人的にはこれ位が普通の価格なんじゃないかと思う。

Symbian device 等で OviMap を利用したことがある人なら Windows Phone でも Nokia handsets を購入して Nokia Drive と Nokia Maps を利用するのがいいだろう。

Nokia Drive は若干 Google Navigation に機能的に劣るところがあるけれど、それでも十分実用的だ。現在のところは OviMap の全ての機能を実装されてはいないのだけれど、Nokia の development team は最終的には OviMap を超える物を、と言っているので将来的には今より使いやすくなるだろう。

まず最初に map を download して offline でも使用できるようにして欲しいと思う。

Google Reader

Google Reader は比較的使っている人も多いので、Windows Phone 上から利用可能な Google Reader client も結構種類があると思う。

個人的には Wonder Reader というのがお気に入りだ。

Wonder Reader だと、読み進めていくときに entry の画像をもうちょっと大きくして見たいという時に zoom して見ることが出来る。基本的に thumbnail なのであまり拡大すると画像が荒いのが気にはなるけれど、それでもこれは結構便利だったりする。いちいち browser で開かなくてもちょっと気になった画像を少し zoom して見れる、というこの点が一番お気に入りだ。

Android の Google Reader client は Google の物と gReader Pro、NewsRob と色々使ったけれど、皮肉なことに Android handsets 上で読むよりも Wonder Reader を使って Samsung Focus あるいは Nokia Lumia 710 上で読むほうが快適で読みやすかったりしている。

Google Music

これは先日紹介した Gooroovster で決まりだ、というかそれ以外に今のところは存在しない。そして Android OS と違って予期せずして process が kill されることも無いので Android 上で Google Music を使うよりよほど快適に使うことが出来る。

Instant Mix などの playlist を新たに作成したりする機能には対応していないけれど、それは Web Interface から行えば全く問題ないだろう。将来的には SkyDrive からの streaming に Windows Phone が対応してくれれば Google Music は必要なくなるだろう。

Google+

Windows Phone の marketplace には現在は age restricted contents の仕組みが無いので、先日まで age 18+ が利用条件だった Google+ client は存在していない。ただし、Google が開発をしていたというのは色々 leak しているし、screenshot なんかも出たことがあるので Google+ の年齢制限が age 13+ となったのでそのうち release されるのかな、というところだ。

ただ、実は IE9 からの mobile view で十分利用可能だ。Desktop view でも表示できる量はともかくとして実用的に動作するので client が無くても特に困っていない。

将来的に people hub に統合されるらしい、という噂が出ているけれど、それが実現するとちょっと嬉しいかもしれない。

Zune / other streaming service

Microsoft の提供する Zune music service は現在 US 国内で利用できる音楽 service としては間違いなく best な物だろう。

基本的には musics, videos, movies などを購入できるという service なんだけれど、この他に月額 $9.99 (または 12 ヶ月 $99.99) の Zune Music Pass を購入することで Zune Marketplace で販売している musics の殆どを購入せずに聴く事が出来る。

Windows Phone から直接 Zune Marketplace を検索して聴きたい song または album を tap して streaming 再生することが可能だ。ただし、それなりに速度の速い回線で無いとかなり厳しいので WiFi で使うのが一番良いだろう。3G でも使えるけれど data 使用量はどうしても多くなるので、月間の上限に到達するのも早いだろう。

また、繰り返し聞きたいときには download してしまうことも可能だ。Subscription download は購入するのとは違って期限付きの DRM が着いた形式で download される。従って Zune Music Pass の期限が切れると再生が出来なくなるので注意が必要だ。ただし、album 一枚買えば $10 程度なわけで、それと同じ価格で無制限に (storage が許す限り) download して offline で聴くことが出来るのは結構お得だと思う。

もちろん、Windows Phone からだけではなく Windows desktop からでも Zune Software を通じて download して聴くことが出来る。

この subscription 制での無制限 streaming は他に Rhapsody があり、こちらでもほぼ同等の music collection に access 可能で、どちらが良いとは一概に言えない。Rhapsody は iOS devices、そして Android/Windows Phone 用の client があるので、Windows Phone 以外の device から streaming service を使いたい場合は Rhapsody を選べばいいだろう。

ただし、Windows Phone からの利用と考えれば統合されている Zune の方が圧倒的に使いやすい。

後は個別に聴きたい曲を指定できない、radio 形式の streaming service としては Pandora や Last.fm などがあるけれど、Windows Phone で使う場合のお勧めは Last.fm だ。なにより Last.fm はその collection が豊富だ、と言うのが大きい。

US 中心ではなくて例えば Zune や他の service では余り見かけることの無い artists なども結構豊富だったりする。US 国内から access 可能な music service で German Elekktro Pop が聴きたい、と思っても殆どが利用不可で major な物が少しだけ、というのが殆どだけれど Last.fm は何故か結構 minor な物も含めて豊富だったりする。後は US 国内からの利用としてみた場合には何故か Japanese Pop なんかも豊富に揃っていたりする。

後は US/UK で Windows Phone を利用する場合は Last.fm は無料で利用可能だ。Mobile からの利用は有料 member のみという原則だけれど、US/UK の Windows Phone からの利用に関しては Microsoft からある程度の license fee の支払いが行われているのだろう。

twitter client

いくつか使ってみたけれど Carbon という twitter client が一番お気に入りだろうか。

Timeline 上で inline image 表示とか、そのほかの部分も含めて非常に使いやすし、軽快に動作して綺麗だ。WebOS で人気があった client を Windows Phone 向けに porting した物だけれど、WebOS で人気があったのも納得だ。

Free で一通りの機能が揃ってというなら Mehdoh がお勧めかもしれない。

Overall impressions after one month

Lumia 710 を使い始めて 1 ヶ月。それまでは Samsung Focus を使っていたけれど、今はもう完全に Lumia 710 だけ、というところだ。ただ、internal storage 容量が 8GB、実際に利用可能なのは 6GB 程と少ないのが最大の欠点だろう。

Samsung Focus は device そのものは 4GB 程しか storage が無いけれど MicroSD slot があって 32GB MicroSD card を利用すれば 36GB 程の storage が利用できたのが非常に便利だった。他の機種で MicroSD card slot が存在する物は今のところ無いので、storage の量が重要だ、と言う場合には Samsung Focus が今でも唯一の選択肢となるだろう。

この点は Apollo で MicroSD が、と言う噂もあるけれどぜひ実現して欲しいところだ。それ以外の点では Lumia 710 に非常に満足している、music playback での battery の消耗が若干大きめなのは気になるところだけれど、普段の生活で電源の無いところで 10 時間と言うのは基本的に無いし、日中全く充電しない、というのも基本的に購入して 2 週間くらいだけなので (2 週間くらい使えばどれくらい充電しなくても大丈夫か十分確認できる) 特に困らないと言うところだ。

休日の外出にしても連続して長時間外出しっぱなしと言うことも余り無いし、移動している間は car charger もあるし、いざとなれば AA battery x4 で充電可能な mobile charger も持っているので、ほんとに battery が切れて困ったことは実際問題として一度も無い。ただそれでも、なるべく長くもってくれた方が色々便利なのは間違いない。

Android をあれこれ買っていたけれど、Windows Phone を main に使う mobile OS としたこと自体は never look back とでも言えば良いだろうか。全く後悔していないし、今でも Nexus S はたまに電源を入れて AOSP build をしてみたり、あるいは CyanogenMod の latest を確認する為にちょっと使う程度だろうか。

Xperia Mini Pro を最近買ったけれど QWERTY keyboard 搭載の messaging phone として買ったので、別に Android smartphone としての機能は全く使っていないし、買った当初に何が出来るのかを確認する為に smartphone として使ってみた位の感じだ。後は基本的に messaging が必要なときに使うくらいで bag の中に転がっていると言う感じ。

ただこれも Samsung Focus を使っていた頃は Gravity Smart で messaging を補っていたけれど Lumia 710 に変えてからは実は必要なかったかな、と言うところだ。もちろん文字入力に関していえば、physical qwerty が一番確実で早いのは間違いないんだけど、Lumia 710 は Samsung Focus と違って keyboard の input lag が全く無いので Lumia 710 だけでも十分ではないかとちょっと後悔しているところだったりする。

Android は確かに色々便利だし、楽しいところもあるけれど、application を入れると lag が、とか virus detection software が必須とか、PC 的な freedom とでも言えばいいんだろうか、楽しさも PC 的なというかそんな感じだ。

ただ、毎日持ち歩いて電話と言う非常に重要な機能の他に、そうした細かい部分をいちいち利用者に考えさせると言うのはいまさらどうなんだろうと言う感じだ。

以前は Sidekick があれば電話も messaging も事足りて、その他に小さな PC 的な device として Windows Mobile device を持ち歩いていたけれど、Windows Phone は Windows Mobile あるいは Android の様な何でも出来る自由さは無いけれど、そのどちらの platforms でも出来る事は機能的には Windows Phone でも全く問題なく出来る。

そういう意味で Android OS を今更 main stream consumer 向けとして使うのはどうなんだろうと言う気がかなりする。

Nokia Lumia 710: Little high output impedance

Nokia Lumia 710 の review を書いたときに、

Impedance の高めの headphones を使用した場合に若干低音が減衰している感じ、と書いたけれどどうもそういう単純な問題ではないようだ。

42 ohms はともかく 62 ohms の K701 の場合は端的に drive power が足りていない、単なる volume が小さすぎて、というところだろうか。普段 32 ohms の Grado SR60i を使っていてあまり気づかなかったんだけど、どうも Lumia 710 そして twitter で follow している人が Lumia 800 で low impedance の headphones を使うと noise がと post していたのを見て Lumia 710/800 の audio output impedance が他の携帯用 device に比較して高いのではないか? という疑問を持ったので調べてみることにした。

測定できる環境/機材があれば測定するのが一番良いのは勿論だけれど、我が家では周波数特性とか noise なんかは測定できてもその辺を測定する道具が無いので、impedance の違う各種 headphones を使って RMAA 測定用の音源と、いくつかの曲を聴いて耳で判断するという原始的な方法を取っている。

Device の出力 impedance の最低 8 倍の impedance を持つ headphones で無いと周波数特性が歪む、という基本的なルールを前提にすると、Lumia 710 (そして多分 Lumia 800 も) の出力 impedance は 3 ohms 以上 4 ohms 以下ではないかというところだ。32 ohms 以上あればかなり安定した、そしてそれなりに良質な音が出るので漠然と出力は 4 ohms と覚えておけば良いだろう。

他にも似たような結論になった人は居るようで、Nokia Support Forum を眺めていたら、Nokia Gadgets のこの entry で、Klipsch Image X10 (50 ohms) で再度確認したところ音質がかなり良くなったと書いてあったりする。

ちなみに Nokia が Euro model で bundle している earbuds は 34 ohms と earbuds としてはかなり impedance の高い物が bundle されている。T-Mobile US version では最近は earbuds が bundle されていないケースが多いので手元で確認してはいないけれど多分本体の事を考えると 16 ohms というごく一般的な low impedance earbuds が付属している、と言うことは無いだろう。

ついでに言うと、この出力 impedance が高いというのは music/video playback 時の battery 消費が他の smartphone に比べると高い、という現象を説明できてしまうので謎が解けてすっきりした感じだ。

Does Impedance Matter?

Headphone の impedance が最終的な音質に影響を与える、と言ってもぴんと来ない人も居るかもしれない。ただ出力側の impedance と再生側の impedance が正しく組み合わされていないと非常に大きな影響を与えることになる。

簡略化した結論としては、headphone が正しい freq. response で動作するためには、出力 impedance の最低 8 倍以上の impedance を持つことが必要、と覚えておけばいいだろう。

例えば、iPod (not iPhone) や Sansa Clip+/Clip Zip などの portable MP3 player の出力 impedance はほぼ 1 ohm またはそれ以下、と非常に低い値となっている。これは高い impedance で出力すること自体が battery の消耗に繋がるので、今の portable MP3 player では大体良く出来た model で 1 ohm以下、あまり出来の良くない物でも 2 ohms 以下というのが普通だ。これにはもちろん cellphones も含まれる。

従って portable device なら 16 ohms – 32 ohms 程度の物が最適と言えるだろう。ただ impedance が低ければ優秀というのは battery 消費や組み合わせて使われるだろう earbuds から来る物で、音の良し悪しと関連しているわけではない。

High-end の desktop headphone amp などを使った場合、あるいは high-end audio receiver/amp などの場合には出力 impedance が高くなる傾向にあるので、headphone もそれに合わせて impedance の高めの物を使う必要がある。

例えば Fiio の desktop headphone amp などは 10 ohms の出力なので、これと組み合わせるには 80 ohms 以上の物を使う必要がある (AKG K701 が 62 ohms なので K701 でも足りていない。)、headphone amp と組み合わせて impedance の低い balanced armature IEM を使うとかはそもそも無駄遣いというか、音質を変に歪めているだけだ。

Lumia 710/800 で音楽を聴きたい人は、最低でも 32 ohms の headphone/earbuds を用意しよう 🙂