Nokia Lumia 710: Review

Nokia が発表した Windows Phone 7、Lumia 800 と Lumia 710 のうち middle-range spec となる Nokia Lumia 710 が T-Mobile US から release されたので購入してみた。

Android の場合 highend device でも 10-20% 程度、middle-range の場合は多いと 30% 前後の返品があるので、知り合いの shop に頼んでおくと open-box (開封品 = 返品)、あるいは少し待つと refurbish (返品されたものを工場で再度 packaging しなおしたもの) が出回ってくるんだけど、Lumia 710 はこれが出回らなくてなかなか手ごろな値段で手に入れるのが難しかった。

聞くと HTC Rader 4G も返品は殆ど無い、という事なので Windows Phone の refurbish を探すのはなかなか難しい感じだろうか。

結局 open box で $250 というのが発売から2週間ほどしてようやく出てきたので即購入。White が欲しかったので、open box で出てきたのがちょうど white model だったのもあって悩まず即支払いをしてしまった…

Lumia 800 と同時に発売されたものの、低価格、そしてデザインや Display などで若干劣る spec ということもあって Lumia 800 ほど注目されているわけではない。ただし、business 的な観点でみれば flagship となる Lumia 800 (あるいは Lumia 900) よりも大量に販売され、そしてより多くの利益を上げることを期待された Nokia にとって最も重要な model となるだろう。

Spec Summary

  • Quad-band GSM/GPRS/EDGE support
  • Quad-band 3G with 14.4 Mbps HSDPA and 5.7 Mbps HSUPA support
  • 3.7″ 16M-color ClearBlack LCD capacitive touchscreen with WVGA resolution
  • Scratch resistant Gorilla glass display cover
  • 5 megapixel autofocus camera with dual LED flash, 720p video recording
  • 1.4GHz Scorpion CPU, Adreno 205 GPU, Qualcomm MSM8255 chipset, 512MB of RAM
  • Wi-Fi 802.11 b/g/n
  • GPS receiver with A-GPS support and free lifetime voice-guided navigation
  • Digital compass
  • 8GB on-board storage
  • Active noise cancellation with a dedicated mic
  • Built-in accelerometer and proximity sensor
  • Standard 3.5 mm audio jack; FM Radio with RDS
  • microUSB port
  • Bluetooth v2.1 with A2DP and EDR
  • Deep and coherent SNS integration throughout the interface

Middle-range として分類されるけれど基本 spec 自体は上位機種の Lumia 800 とほぼ同じものとなり、動作速度もまったく問題が無い。Middle-range Android device は色々手を出してみたけれど、そもそも動作がかなり苦しい、あるいは storage が足りなくて application もあまり install 出来ない、とか firmware update が一度も来ないまま製品としての終わりを迎えてしまう、という感じで買うだけお金の無駄、という気もするけれど、Windows Phone の場合は middle-range でも storage が 4GB/8GB 位になると music files を大量に copy 出来ない、位の欠点があるくらいで動作速度にも殆ど問題はないし、また重要な OS の update/upgrade は Microsoft に control されているので、update が来ないということも無いだろう。

Lumia 710 の T-Mobile US の想定する販売ターゲットは初めて smartphone を買うユーザーとなっている。

Teen – 24 までの group は 60%+、そして – 40 までの層は 50% が smartphone を所持しているそうだ。この上の、baby boomers となると割合が 40% を下回るくらいになり、senior (age 65+) になると 20% 以下となる。

この持っていない層に Windows Phone というのは選択としては間違っては居ないと思う。統一された design/UI で使用するのにそれほど悩むことも無いだろうし、また first time buyer ならそれほど smartphone に常に所持しておきたい data も多いとは考えられないので、少な目の storage でもそれほど問題は大きくならないだろう。

Form factor / Design and Build quality

119 x 62.4 x 12.5mm、125.5 g という最近の smartphone の中ではかなり小さい部類に分類されるだろう。実際 soft-touch rubber 加工が施された back cover のおかげもあって、手に持ったときにぴったりと来る感じ。

実際には幅も 60 mm を超えていてそれほど小さいわけではないけれど、手に持ったときに良く fit するので実際の大きさよりかなり compact な感じを受けてしまう。

本体正面にはどの Windows Phone にも共通して存在する BACK | HOME | SEARCH key が存在する。Lumia 710 が特徴的なのはこれが 1繋がりの棒のような感じの hardware button となっていることだ。Hardware button ではあるけれど残念ながらここを押して sleep から復帰することは出来ない。

本体上部には MicroUSB port、3.5mm stereo jack、そして power button が存在している。本体の display 側を正面として左側面には何も無し。そして右側には上部に volume rocker、下部に camera button がある。

本体底面には US 向けの handset では殆ど見ることのない lanyard 用の穴が開いている。何かのおまけに着いてきた lanyard は持っていると思うけれど、私自身も使うことは無いのでどこにあるのか分からない、あるいは捨ててしまったかなので試してみてはいない。

背面には 5 MPixels の camera lens と LED Flash。ちなみに camera は auto-focus camera だ。そしてどの Nokia handsets にも大体ある NOKIA のロゴと底部に機種名。

全体的なデザインは NOKIA の C series 的な、それでいてちょっと微妙に違う感じもするけれど、NOKIA だと一目で分かる作りなのは (例えロゴが無くても) 間違いないところだ。素材は全てプラスチックだけれど、back cover は soft-touch rubber 仕上げとなっていてそれほど cheap さは感じさせない。

Colour variation は2種類、Black/White となっていて、選んだ colour で正面と側面の色合いが決まる。Back cover は今のところ黒しか用意されていないけれど、Lumia 710 の場合は各種色の違う back cover が発売予定だ。US で出回らなくても Euro 圏などで発売されれば手に入りやすくなると思うので待ち遠しいところだ。

全体的な仕上がりとしては契約無しで買っても $200 – $300、契約込みなら $0 – $50 という価格を考えれば十分に良く出来ているといえるだろう。

Display

ClearBlack AMOLED を搭載する Lumia 800 とは違いこちらは ClearBlack LCD screen となり、表面は gorilla glass 加工となる。

解像度は Windows Phone 共通の WVGA で pixel density は 252 ppi となる。Contrast ratio と視認性は LCD の中ではかなり良い方だ。店頭で HTC Rader 4G と比較してみたけれど、発色も圧倒的に Lumia 710 の方が良い。晴れた屋外での視認性も比較的良い。

ただし、AMOLED/Super AMOLED の vivid さとは比較の対象にならない。Display の明るさはほぼ 700 nits とかなり明るい部類に入り、black/white の contrast ratio は 1:1115 と LCD としてみれば十分なものだろう。これより明るい LCD display というと Nokia 701 が 1022 nits というのがあるけれど smarphone LCD としてはほぼ最高クラスであることは間違いない。ちなみに iPhone 4S は 654 nits、HTC Rader 4G は 471 nits で、Titan が 567 nits となる。

Software/Performance

Windows Phone は Microsoft によって結構 tight に control されているので、基本的なところは他の Windows Phone handsets と同じだ。Windows Phone そのものの userability、performance などについては、Samsung Focus with Mango – Windows Phone 7.5 Review を参考にして欲しい。

第一世代の Windows Phone となる Samsung Focus と比較すると、CPU が Snapdragon S2 1.4GHz になっているので、全体的な performance の向上は確かに実感できる。ただし、これは通常では殆ど気にならないし、気づくことも無いだろう。

Mango (Windows Phone 7.1) の SDK で compile されていない applications を使うと Focus でははっきりと lag が感じられたけれど、これがだいぶ緩和されている感じだ。もっともこれは、そうした application を使うのをやめて Mango release 以降に Mango 対応として release/update された application を使えば良いだけだろう。

細かい不満点はもちろんあるし、他の platforms と比較するとある特定の applications が無い、というのも気になったりするのは確かだけれど、実際に日常的に使う分には殆ど不満は感じない。また useability に関して言えば、OS 4.0 (Ice Cream Sandwitch) となってさらに inconsistency が増した感じがする Android OS と比較すれば圧倒的に使いやすい、と言えるだろう。ただし、Android の楽しいところは、AOSP tree を引っ張ってきて自分で OS を build して kernel mods をあれこれ試したりするものなので、そもそも比較する対象ではないかもしれない。

後は Lumia 710 に限った機能ではないけれど、とにかくお気に入りなのが Zune だ。

Volume rocker を押したときの挙動が特にお気に入りで、基本的に display on の状態なら、どこの画面にいても、どの application を使っていても、volume rocker を押すとまず現在再生中の track の情報と volume が表示される。

この状態からさらに volume rocker を操作すれば実際に volume が上下することになる。また、volume の操作を行うのではなくて、この popup-UI を呼び出す為に volume rocker を押すことももちろん OK だ。

この状態で play-control が可能だけれど、track 情報は click-able text になっていてそこを tap すると、Zune Player に jump することが出来る。

この volume rocker の操作は結構独特で、display on の時は最初の一回は UI の呼び出し、という振る舞いを覚えておけば結構便利に使えるだろう。Display off の場合は volume rocker として直接機能するので、最初の1回目から volume の上下という動作をすることになる。

Nokia Drive/Nokia Map

Nokia handsets に標準で bundle される Nokia Drive、 Marketplace から download 可能な Nokia Map。この二つは Symbian handsets からの乗り換えを考えている人に取っては出来が気になるところだろう。

基本的にはかなり実用的で、Nokia Drive の sensor による現在速度の表示も大体 1 – 2 mph 程度の誤差で結構正確な感じだ。

Ovi Map と違うのは offline で使えない、と言うことでここが非常に不満だ。

同じ不満を持っている人はかなり多くて、Nokia の開発 team からは、これから Symbian  の Ovi map と同等の機能を実装していく、そして最終的には Ovi Map を超える機能を提供する、というコメントが出ていたりする。

ただ、現状のままでも Windows Phone 標準の navigation よりは圧倒的に使いやすいのは間違いない。

OneNote to rule them all!?


最近 Android handsets は週末に Nexus S 用の build をしたりする時と、たまに気の向いたときに電源が入るくらいで daily driver としてはすっかり Samsung Focus という毎日だ。

Windows Phone 7 の中で一番お気に入りの機能は Mirosoft OneNote だ。SkyDrive に勝手に保存してくれるし、PC から browser 経由で編集してもすぐに sync してくれるしと、shopping list に、あるいは仕事での todo/memo などに大活躍している。

これも Lumia 710 独自の機能ではないけれど、私にとってはもはや欠かせない application というところだろうか。

特に複雑な feature sets が、と言うわけではないけれど、とにかく simple なのが良い。

Telephony

Radio monster NOKIA というか、telephony には全く問題は無い。特に reception は非常に良好で、他の maker 製の handset では out of service となる場所でも結構しっかりと reception を保持して、通話も SMS にも全く問題が無い。

Voice Quality は volume を最大にした場合 distortion が気になるけれど、1段階下げた状態で使えばそれほど気になることは無いだろう。全体的には比較的良好、というところだろうか。

外部 speaker を使う場合は、65db とそれほど音量は高くないので騒々しい場所では若干注意が必要かもしれない。

Audio Quality

Audio Quality は不思議な、と言えばいいんだろうか、結構 sensitive な感じだ。Impedance の低い earphone 等を使うと若干 noise が混じることもあるけれど全体的にそれほど悪いわけではない。SRH940 (42 ohms @ 1KHz) を使うと低音がかなり減衰する感じだ。

SRH940 の低周波数部の impedance がやたら高いのかと思って K701 (62 ohms @ 1KHz) を使っても同じような感じだったので、そういう風になっているのだろう、としか言いようがないと言うか。もっとも Lumia 710 と組み合わせて使うわけなので普通は portable な物となると思うので多分それほど問題は無いだろう。

ただ不満なのが bluetooth 経由での audio quality だ。Samsung Focus でも全く同じ hiss noise が、特に音量が低い場合や曲の合間に入ってくるんだけど、これはもしかして hardware の問題ではなくて Windows Phone 7 の bluetooth layer に共通する問題なんだろうか?

もしそうなら、早めに何とかして欲しいところだ。

Camera

Camera は良くも無いし悪くも無い、としか言いようが無い感じだ。決して画質がいいとかそういうわけではないけれど、大体においてそれなりの image となる。若干 white balance がおかしくなるときもあるけれど、それも常にでは無い。

Camera button が若干押しにくいのが気になるところだけれど、それでも sleep の状態から camera button を押してちょっと memo 代わりに撮影して、という使い方をする分には十分 response も早いし特に問題も感じない。

そもそもあまり smartphone で撮影する、と言うときに画質が拘る気は全く無いので私にはこれで十分だ。

ただし、Smartphone を買う point として camera が重要な位置を占める、という人の場合には買うべきではないだろう。

Battery Life

3G data, WiFi, GPS, Bluetooth 全てを on にして、bluetooth 経由で 3 時間くらい音楽を聴いて、background data で複数の email account を設定。後は twitter を見たり、IE で Google+ を見たり、Wonder Reader で Google Reader を読んだりと結構 heany に使った状態で battery warning が出るまで 9 時間だった。

他の activities としては通話を 20 分ほどと、SMS の送受信をあわせて 50 messages 程、それに Nokia Drive を 30 分ほど使った、というところだ。

搭載している battery が 1,300 mAh とそれほど容量が大きくないことを考えれば十分だろう。今は手に入れたばかりなので普段より heavy に使っているけれど、普段どおりの使い方をする分には朝家を出て、office で仕事をしてから帰宅するまで十分もつだろう。

Reviewer’s Spin

北米で殆どその share を失っていた Nokia。T-Mobile US ではそれでも Nokia 製 Symbian handset が常に lineup に存在していたけれど、事実上の北米再上陸、と言ってもいいだろう。

Handset の build quality は perfect では無いし、camera が若干弱い、あるいは button が押しにくいなどの問題はあるけれど、一般的な with two year contract で買う場合には殆ど $0 で買うことの出来る handset として考えればあまり不満を並べ立てる余地は少ないだろう。

十分に高速な response、そして電話機としての基本機能は良好で、battery life もそれほど悪くは無い。Contract 無しで $200 – $300 の価格帯の smartphone として考えた場合には、Lumia 710 に対抗できるのは Nokia 701 となるだろうか。

細かい点は色々と改善の余地はあるけれど、ここ数年の T-Mobile の lineup から見て、Nokia Nuron (5230)、Nokia Astound (C7) からの upgrade としては十分に満足できるだろう。この2つからの upgrade で Windows Phone は… と言う場合には penta band 3G を搭載した Nokia 701 (Symbian^3) となる。同価格帯で考えた場合 Android handsets は highend 以外の handsets は問題しかないので考慮するだけ多分無駄だろう。

そして特に OS に拘らない場合には Lumia 710 で満足できるだろうと思う。全体的に非常に良く出来ているし、私にとっての欠点と言えば storage が 8GB しか無いこと位だろうか。

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Nokia Lumia 710: Review」への4件のフィードバック

  1. ピンバック: Nokia Lumia 710: Battery life cont’d | blauen Himmels

  2. ピンバック: ページが見つかりませんでした | blauen Himmels

  3. ピンバック: Nokia Lumia 710: Little high output impedance | blauen Himmels

  4. ピンバック: Nokia Lumia 800 / BH-221 | blauen Himmels

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