The Elder Scrolls V: Skyrim – first impressions 1

Introduction

The Elder Scrolls 5作目となる Skyrim が 11/10 – 11/11 にかけて世界各地で発売された。私自身も Steam で pre-order して、11/10 の夜に unlock されてから毎日少しずつ時間を見つけては quests を追いかけてみたり、あるいは system 周りを調べてみたりしてほぼ一週間、毎日仕事をして夕方からは Skyrim という生活に。

Engine / Performance /Stability

Engine

今回の Skyrim では「全く新しい engine」という marketing hype が多用されているけれど、engine の core はあくまでも Morrowind 以降使われている GameBryo の code base から進化しているものだ。もちろん全く同じ、と言うわけではなくて、Oblivion、そして Fallout 3、Fallout 3 NV と改良を続けてきたものなので graphic rendering の部分は大幅に変わっているし、UI layer は Adobe flash の系統のものが使われていたりしている。Middleware として使われていた SpeedTree なども置き換えられているし、恐らくかなりの (majority) components が Bethesda によって開発されたものに置き換えられているだろう。

なので「新しい」というのも完全に嘘、と言うほどではないけれど、full-scratch, brand new という表現は当てはまらないだろう。基本的な core logic、game mechanism に関する部分に関しては GameBryo の *remnant* とでも呼ぶべきものがそのまま残っていたりするので、graphics rendering 以外の部分に関しては基本的に同じ、と言って差し支えないと思う。

後は最近の他の engine と同様に、GPU ではなく CPU 側に rendering 処理を一部肩代わりさせることで XBOX 360 でもそこそこの graphics 品質となるような design がされている。

一例を挙げると、Skyrim では shadow rendering がほぼ全て CPU 側で行われているので、CPU spec が若干低い場合には shadow の品質を下げるとかなり改善するだろう。また shadow quality を ultra にすると 500MB を少し超えるくらいの memory を pre-allocate するのでなかなか大変と言う感じ。

後は上の UI layer に flash が使われていてその辺に関係する定義ファイルが UTF-16LE で記述されているので core から UNICODE 化? と一瞬思ったけれど気のせいだった。ドイツ語版、英語版を download して、string files を調べたところではどちらも ANSI なので CP1251, 1252, 1253 それぞれ別の font を用意するのは良いとして、それぞれの文字の混在は出来ないということでちょっと残念なところだ。

Performance

Performance はかなり良好で、設定を下げれば mid-range の gaming PC でもそれなりに動作するだろう。我が家の今の環境は Core i7 2600K を 4GHz で動作させていて、GPU は HD6870 (1GB)、memory 16GB という環境だけど、それでも Ultra の設定に多少の ini tweak をした位でほぼ 55 – 60 FPS で動作している。CCC の設定は texture filtering quality が High Quality で anti-ailiasing mode は adaptive にしている。

Game 側の設定は AAx4, AFx16 で 1920×1080 の解像度なので、かなり performance 的には良好と言って差し支えないだろう。

Stability

いつものごとく発売当初は安定しないのは分かっていたけれど、今回は結構 CTD に悩むことになってしまった。突然なんの前触れもなく instance が居なくなったり、あるいは Inn なんかに入った時や inventory で item に texture が正しく貼られていなかったり、あるいは建物の texture が貼られていなくて青いというか紫みたいな色合いののっぺりした感じになったり、ということで暫く play するといったん終了して、という繰り返しだった。

結局時間のあるときに何が起きているのかを調べてみたら、Out of Memory… という状態だったので、editbin を使って Large Address Aware の flag を on にすることで解決できた。

いわゆる 4G patch と呼ばれているものだけど、基本的には PE headers に flag をセットすれば良いので、出所の不明な tools を使わずに Microsoft Visual Studio に付属している editbin.exe を使えば問題ない。

一旦 LAA flag をセットしてしまうと 64 bit OS 上でなら 32 bit application は 4GB のプロセス空間を使うことができるので、利用できる memory が倍に増える。32 bit OS を使っていたり、あるいは実際の搭載 memory が多くない場合には shadow quality を下げればかなり安定すると思う。

LAA flag をセットしてからは、texture の貼り忘れ的な変な状態には一度も遭遇していないし、CTD もここ数日は全く起きていない。

Core となる部分が GameBryo code-base なので、64 bit 対応にとか、DX 11 対応に、というのは cost がかかりすぎて現実的ではないのは理解できるけれど、それでも link 時に Large Address Aware の flag を追加するくらいは出来るわけで、それくらいはして欲しかったところだ。

Graphics

Oblivion と比較すると、ほぼ一年中春と言っても差し支えない Cyrodiil から北の Skyrim に舞台を移しているので全体的な印象としては荒い、寒い、という感じを受けてしまうかもしれない。それでも graphics は非常に綺麗だ。

遠景はかなり向上している、mod 無しでもそれらしく見えるし。7000 steps の階段を上った High Hrothgar の辺りから Whiterun の街並みが一応見えたりするのでなかなか良いんじゃないかと思う。

Character の animation も、Oblivion よりは向上している。一部あれ? と思うような部分もあるけれど、immersion breaker と言うほどでもないので、それほど問題はないだろう。

寒々しい、荒涼とした風景が余り好きではない人には Cyrodiil の方が良いのかもしれないけれど、そうでなければ普通に充分満足できる出来上がりだろう。

Game World settings

Game lore としての Skyrim については UESP 等を参照するのが早いだろう。

実際の仕上がりとしては、Scandinavia を模倣したかのような作りになっていて、個人的には結構好きだ。NPC の dialog 等を見ても、基本的に Nord の男性は Svenska (Swedish) 的な発音でほぼ統一されているし、地名なども大体そんな感じ、と言える。

後は各街の一番偉い NPC は Jarl (yär(-ə)l) の称号を持っていたりする。Jarl は Scandinavia の貴族の称号で王様の下に付く人達の事だ。ただ British な noble system とは結構違うものなので、そのまま辞書上で対応する英語の Earl にせず Jarl にしたのは雰囲気が出ていいと思う。

Jarl を歴史的な経緯なども考えて英語にすれば、Earl より、どちらかと言えば chieftain とかそちらの方がしっくりくるんじゃないかと思うし。

街中の家なんかを見ても、城砦はともかく家の作りなんかは Trondheim 辺りよりさらに北の集落的な感じが出ていて中々いい感じだ。Game 中あちこち歩いていると Reindeer が居たりして、それも結構雰囲気にあっている。

川には Salmon が居て (何故か素手で catch 出来る…) Salmon と Reindeer というと Sweden に居たころの食生活を思い出して結構おなかも空いてきたり。

Sound / Voice Acting

Sound

Main theme はおなじみの曲で、今回の arrange は男性コーラスが力強くて Nord の住む土地 Skyrim にはあっていると思う。Game 内の musics も中々良く出来ていて個人的に結構好きかもしれない。

後は Morrowind からの music をそのまま使っているところもあって、なんとなく Morrowind を引っ張り出して play したくなるときもあったり。

効果音も中々いい感じで、dungeon の中、あるいはまだ調べていない土地を探索する時に後ろから物音が聞こえてくるとちょっとドキッとして振り返ってしまう。

録音は multichannel で再生できる環境があればより楽しく game を play 出来るだろう。

Voice Acting

Oblivion では基本的に各種族毎に男性/女性で一人、という voice の割り当てだったので、何処に行っても同じ声、と言うのがあったけれど Skyrim では 70 人以上の voice actor を使ったと言うことで非常に豪華な作りになっている。

後は Nord 男性は基本的に Svenska 風な発音だったりしていて中々細かい。その他にも色々違う accent を持った actor の人が演じていたりする。

Voice acting そのものは結構ばらつきがあるというか、人によっては何か台詞を紙を見ながら読んでいるのではないかと思うような人もいる。Whiterun の Farengar という mage の voice は何かちょっと違うんじゃないか、と言いたくなる感じもするけれど、独特の Dutch accent なので、慣れれば許容範囲だろう。

ただ、ものすごく不満なのは全ての子供が American English を話していることだ… もっとも子供の voice actor を探すのは大変なので、理解できないことはないんだけど、子供が何か話しながら近寄ってくると Please shut up! と言いたくなってしまう…

User Interface

今回の user interface はなんでこうなったのかはかなり疑問だ。ただ暫くすれば UI mod が出てくるので余り気にしても仕方がないかなというところ。

基本的には WASD keys で selection を移動して、E key (or Enter) で決定出来るので、きちんと出来ていれば操作性はそれなりに良いんじゃないかとは思う。ただ、どういうわけか実際選択すると一つ上か下にずれていたりするので frustration がたまる。

後は caption が結構大きくて邪魔だ。基本的に caption はあまり使わないけれど、いざ on にすると結構邪魔な感じがする。

それと、今回は quest に関わる conversation 等で複数の NPC が参加して conversation mode に入らずに story が進行していく、という演出があちこちで使われている。その時に時間帯によっては子供や街の人が近づいてきて勝手なことを話していくことがよくある。

そうした進行をとっている場合は caption は conversation 扱いではなくて general caption 扱いになるので、story に全く関係ない通りすがりの人のどうでもいい発言が caption として表示されてしまうことがよくある。

とりあえず、engine, user interface や sound 等の周辺部分についての first impressions を書いてみた。Game 内の skill あるいはその他 game play をした上での impression は first impressions 2 に続きます。

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