Shure SRH940

Introduction

Shure が今年6月頃から販売を始めた highend headphone SRH940 を買ってみた。

Closed-back、Over-the-ear (circumaural) type の studio monitor headphone で価格は $280 程。それまで Shure の highend だった SRH840 より 50g 程軽くて装着感もあまり圧迫がなくて良い感じだ。

Shure の microphone は何本か持っているけれど、headphone は買ったことがなかったので SRH840 を買おう… と以前思ったけれど実際に試しに装着してみて買うのを止めた。それに比べると sound shop で装着してみた感じは結構軽い感じだったのでこれなら良いだろうと思って注文した。

基本的に studio monitor なので、isolation は良好で、装着すると外部の音は大分遮られる。Noise cancelling headphone が電子的に外部の騒音を遮断し、isolation という点に関してはより良好だけれど、studio monitor の場合は耳全体を覆う earcup での遮蔽となり、純粋に acoustic な処理だ。そして、通常余計な信号を発生せずに isolation を行う方が最終的な再生結果は良好となる。

Impedance は 42-ohm で比較的 low-impedance な部類に入る。この程度の impedance なら cellphone、portable music player 等でも問題なく使用できるだろう。また 42-ohm 程度の物に headphone amp を使用するのは distortion を余計に発生させたり freq. response の歪みとなってあらわれるので、そのまま使用するのが一番良いだろう。

Contents in the box / material

右上の方に “Designed for, Critical Listening, Studio Monitoring & Mastering” という表記。

付属の semihard case。

semihard case を開封。

Headphone 本体、それに取り外し可能な cables が二本 (8.2-foot straight cable & 9.84-foot coiled cable) それに screw-on 式の 6.3mm adapter が付属している。

Coiled と straight の二種類の cable が最初から付属してくるのはとても親切だ。最近の trend として plug は 3.5mm type で 6.3mm adapter となっているものが多いけれど、我が家で使う際には 6.3mm でしか使わないので逆のほうが良いんだけど、と思ったりする。

取り外し可能な cable は headphone 本体側が 2.5mm となっている。Plug の根元の部分に切り込みが入っていて、差し込んでから回して lock する “Bayonet Clip” と呼ばれる lock mechanism となっている。

Earcup と head-band の上部を覆う部分以外は全て plastic 製で重量は 11 ounces と結構軽い。earcup 外側の装飾部分はパッと見ると金属製に見えないこともないけれど、この部分も plastic だ。ただし、plastic 製といっても実際の作りは結構頑丈に作ってあって、耐久性もそれなりにあるのではないかと思う。

また本体は折りたたみ可能で、earcup は 90 度回転可能な swivel-arm となっている。Semihard case に収めるよりも折りたたんだほうが compact に持ち運べるだろう。

Sound impression

当たり前の事だけれど、studio monitor なので、基本的に freq. response は flat だ。Beats audio や skulcandy なんかの安物とは違って bass が不自然に強調される、というような事はない。なので bassy な音が良いんだ! という変わった人にはお勧めできない。

色々聞いてみると、かなり bright な感じだ。K701 よりも高音域の伸びが強くて、Das Trinklied vom jammer der Erde (Das Lied bon der Erde / RSO Frankfurt) の brasswind の音なんかもかなり明瞭に出てくる。Berliner Luft (The Best of RAF / The Duke of Edinburgh Royal Regiment) では drum/percussion の細かい音まで再現してくれて、cymbal の乱れ打ち的な部分でもくっきりと再現してくれる。

この手の音がたくさん入った物… ということで Liberty Fanfare (Victory at Sea / The U.S Navy band) なんかを聴いてみるとかなり気持ち良く音が出てくる。後は高い声を出す女性 vocal もかなり気持ちよく聴くことが出来る。

Bass – 低音域に関しても基本的に flat で、音源に忠実な音を出してくれて特に弱い、と言うこともない。Studio monitor で弱い、というか再現しきれない部分が、というのはかなり致命的な欠点になるのでこれは当たり前と言えばその通りだろう。ただし、妙な bass-enhance がかかるわけではないので DJ style の dance music 等に、さらに歪んだ enhance をかけて、という style には不向きだろう。ただし、それらを自体は、販売されている音源自体が既にかなり強度の bass-enhance がかかった状態で recording されているので、そのまま聴いて問題を感じることはない。

AKG K701 が結構 bright で高音域に関しては結構よく出ていたけれど、SRH940 は K701 以上に高音域に強い headphone かなというところだ。GRADO や Ultrasone の特徴のある bright とはちょっと違うけれど、これはこれで結構いい感じだ。

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