Samsung Gravity Smart: Review

T-Mobile の feature phone の中で結構高い人気だった Samsung Gravity series の最新の機種、Samsung Gravity Smart。販売台数で見ても、Gravity 2 は単独機種の販売台数としては T-Mobile network top を誇っている

基本的に US market での feature phone 特に messaging phone と呼ばれる category では physical QWERTY keyboard 付きの物が基本となる。

各社とも form factor に違いはあるけれど、teens / twenty something 向けの messaging phone と言えば間違いなく physical QWERTY 搭載機種のことだ。

各 prepaid carrier あるいは national carrier 各社はこの層を data plan の新しい顧客として取り込もうと、mid/low spec な messaging phone 携帯の Android handset を色々投入している。

この teens / twenty something の層は、あまりお金はないけれど、新しいものにはそれがそれほど高くないなら飛びつく、という層でもあるので、最近は新しいモデルが投入して安くなった BlackBerry なんかを messaging phone 代わりに使っている人も多く見かけるようになってきた。後は T-Mobile Sidekick line、そして従来の feature phone と色々選択肢がある中に、ここ1年ほどは mid/low spec の Android QWERTY handsets が仲間入り、というところだろうか。

後は mid/low spec の手頃な値段の handset はやはり main consumer 向け、というか一番販売数が多くなる。Highend、例えば T-Mobile G2 や、あるいは Sensation 4G なんかは発売当初に一部 geek が競って買うくらいで販売数は多く無いし、販売期間も短い。

一番数が出て、比較的長期間販売され続けるものは2年契約込みの価格で $100 以下の物だろう。今の T-Mobile の lineup だと、LG Optimus T, T-Mobile Comet (Huawei Ideos), そして Samsung Dart (Galaxy Mini) 等が主力、というところだろうか。

Samsung Dart などは Prepaid SIM と一緒に買うと $150 程で買えてしまうので、Portable MP3 Player 代わりに、と思ったけれど Samsung Gravity 2 の後継機となる Samsung Gravity Smart が果たしてどんな仕上がりになっているのか気になったので、 $250 で購入してみた。(私自身、Gravity 2 は結構好きな handset だった、というのもひとつの理由だ。)

Spec Summary

  • 3.2″ 16M color, TFT capacitive touchscreen with 480 x 320 pixels resolution, multi touch
  • Full four-row, slide-out QWERTY keyboard with a customizable social networking key
  • ARMv6 800MHz CPU, 270MB RAM, 150MB of user-available storage
  • Android 2.2.2 (Froyo) with TouchWiz 3.0 UI
  • Quad-band GSM and dual-band 3G support
  • Wi-Fi Calling enabled
  • Wi-Fi 802.11 b, g, with hotspot functionality
  • GPS with A-GPS connectivity; digital compass
  • 3.15 MP autofocus camera
  • QVGA video recording @30fps
  • microUSB port (charging) and stereo Bluetooth 3.0
  • microSD slot (up to 32GB, 2GB in box)
  • Standard 3.5 mm audio jack
  • Accelerometer and proximity sensor
  • Web browser with Flash support
  • Smart dialing

Spec 自体は ARMv6 800MHz ということもあって、間違いなく low-end device として位置づけられるものだ。480×320 という解像度は、small screen として Application の互換性に制限が出てくる訳ではないけれど、今となっては標準が 800×480 となっているので、数値的には見劣りしてしまう。

また、Application storage が 150MB しか無いのも、人によっては結構厳しい部分だろう。幸いにして搭載している OS は、Android 2.2 となっているので、対応 applications なら、SDCard に install することができる。

それと、ambient light sensor が無いので display brightness の自動調節が効かない、というのが残念なところだろうか。それ以外で言えば、HTC Magic (myTouch 3G), Motorola CLIQ などの世代の handset よりちょっと良いくらいの spec と考えれば間違いないだろう。

Form Factor

114 x 59 x 14 (mm) という compact な大きさで、また重量 130g というのは、physical QWERTY keyboard を搭載した他の Android handset と比較してみると、かなり軽量と言えるだろう。

本体上部には 3.5mm stereo jack、正面から見て左側面には volume rocker と、lanyard を通すための穴。そして右側面には、plastic cover の付いた microUSB port と、power button がある。

背面には 3.15megapixels/autofocus camera の lens と LED Flash、それに loud speaker が位置している。Camera button が無い点を除けばごく普通の Android handset だ

正面は 3.2 inch LCD panel と、下部に [ MENU | BACK | SEARCH ] の順に並ぶ 3 つの capacitive button、そしてそれらの下にひときわ大きな黒い四角い物理 button が配置されていて、これが HOME button となる。

大きいので一見すると Optical Trackpad? 的な感じがするけれど、ただの HOME button だ。一つだけ物理 button なのは、ちょっと首を傾げてしまう人もいるかもしれないけれど、実際これは便利だと思う。Capacitive button だと、sleep 状態からの復帰は出来ないけれど、物理 button ならそれが可能だ。

全体的な大きさが小さいので、手でしっかり hold 出来てなかなか悪くない感じ。Soft touch 仕上げの plastic body は finger print がほとんど気にならないので、これも結構いいところだ。電話機として使うにも、大きすぎず、小さすぎず、非常に良い感じの大きさなので、毎日持ち歩いて電話機として使うには結構いい design じゃないかと思う。

QWERY Keyboard

QWERTY Keyboard は右側に、 smiley button や、browser、messaging、social applications そして search key などがある以外はごく一般的な配列だ。Space bar の形状はちょっと独特な感じだろうか。

特殊 key に場所を取られて、右側に Alt や Shift key が無いけれど、これはあまり気にならないだろう。

若干浅い感じのする keyboard だけれど、typing してみるとそれほど悪くはない。最初は友達との SMS のやりとりに使っていたけれど、全く不自由なく、それなりの速度で type する事が出来る。Handset の大きさ自体が小さいので、 keyboard の幅自体も広すぎず丁度いい感じだ。

右側の orange 色の 4 つの keys のうち、Browser key と Search key は固定。Messaging key は settings からSMS, GMail などの中から、機能を割り当てることができる。ただし、自由に割り当てられるわけではなくて、pre-define されたものの中から選択という形だ。Social key は、Facebook, YouTube, Glympse の中からの選択だ。

ここまで見て、気づいた人もいるだろう。Keyboard にせよ、Trackpad/Trackball にせよ、なんらかの形で cursor position を移動するための仕組みが全く無い。

ただ、最初の数時間は友達と SMS をやり取りするためだけに使っていたけれど、実は英文入力をしている限り、ほとんど必要のない機能なので、T-Mobile US での一般的な利用者を想定すれば理解できる割り切りだろうか。

Keyboard に慣れてから twitter と Google+ を入れて、それぞれ日本語で使用している account を設定してみたら、実は cursor key が無いのは結構面倒くさいことに気づいた。変換候補の変換区切り位置を移動するのに最低でも left/right が無いと結構不便なのである。

というわけで、keylayout を確認したところ、Search は capacitive の search と同じ keycode を返すので変更は諦めて、他の3つに DPAD_CENTER / DPAD_LEFT / DPAD_RIGHT を割り当てた。(Rooting は OS 2.2 までの定番とも言える rageagainstthecage で可能だった。)

とりあえず、DPAD_LEFT / DPAD_RIGHT が使えるようになると日本語の入力もかなり快適だ。Sidekick 4G と比較すると若干欠点が目立つけれど、それでも大半の handset の keyboard よりは快適に入力できるだろう。

Software / Performance

Software にかんして言えば、Android OS 2.2 + TouchWiz 3 ということで、特に特筆すべき点は全くない。強いて違う点を上げれば Lock Screen が TouchWiz のものではなく Android 標準のものになっているくらいだろうか。

Performance は benchmark などを試せば、score はかなり低い。というか、殆ど試す意味もないというところ。

実際に使ってみると、全体的な応答はそれほど悪くはない。大量に memory を消費する heavy な application を動作させると結構厳しい感じだけど、Calendar の参照、texting、GMail、それに twitter と Google+ 位だと、結構快適に使うことができる。

Gravity 2 では、word correction を使用していると、typing 時に結構気になる lag が発生していたけれど、Gravity Smart では特に気になる typing 時の lag は発生していない。日本語入力は OpenWnn/Flick を使えば結構快適に入力できる。こちらは、長い文章を一括で変換しようとするとちょっと待たされるけれど、それもあまり気になるほどではないだろう。

Telephony

HTC Sensation 4G は電波の受信感度が悪すぎて結局返品したけれど、こちら Gravity Smart は非常に良好だ。電波の受信感度は非常に良好で、また voice quality も一般的な cellphone の音質で、聞けばすぐに cellphone だと分かるけれど、それほど悪くはない。

やはり基本的には cellphone なので、電波の受信感度なんかの電話機としての基本機能がしっかりしていると毎日使うのにも安心だ。

Audio quality

Audio Quality は比較的良い方にはいるだろう。Loud speaker から出る音に、それほど音質を求めても仕方がないけれど大半の HTC handset よりは圧倒的に良くて、Nokia の Xpress Music series にはもちろん負けてしまう、という程度だろうか。Boombox 的な使い方もそれなりに大丈夫じゃないかな、という程度にはまともな音だ。

3.5mm stereo jack からの音は、Galaxy S などの highend handset と比較すると見劣りするけれど、それでも比較的悪くない程度の出力だ。標準の Samsung music player には、wired で earphone/headphone を接続している時だけ有効にできる、virtual 5.1ch 出力と、preset EQ 機能が付いていて、なかなかいい感じ。

Bluetooth 経由での音楽再生は PowerAMP などを使うと、途切れるけれど、標準の Music Player を使っていれば全く問題はないだろう。

Conclusion

Spec 的にはあまり期待していなくて、電話と SMS だけ普通に使えれば良いかなという感じだったけれど、実際数日使ってみると期待よりとても良く出来ていて中々良い。

Twitter、Google+ などの application の速度にもあまり不満はないし、表示領域は確かに小さいけれど、これもそんなに気にはならないところだ。ARMv6 なので、flash は使えないし、少し heavy な WEB site を browsing すると遅い。

でも、CNN の mobile site を見て latest news を読むくらいは問題なくできるので、あまり実用上困るとは思えない。それに別に Nexus S を持ち歩いているので、 そうした browsing が必要ならそちらで行えば良いだろう。

Feature phone からの upgrade path として考えれば、この程度の browsing capabilities でも feature phone で、WEB browsing をするよりはよほど快適だ。それと、keyboard の仕上がりは結構良いので、heavy texter でも十分満足できるだろう。Slide mechanism 部分も結構しっかり出来ていているので、耐久性もそれなりにあるだろう。

$250、2年契約を commit すれば free という価格を考えると spec/feature 共に満足できる仕上がりだろう。ちょっと rural area に行くと電波をつかめなくてすぐに out of service になる highend handset などに比べればはるかに実用的だ。

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