Battery Life
WiFi を主とした使用を一日、3G を主とした使用を一日使ってみた感じでは、battery life は平均より悪いというところだろうか。ただし、standby 時の電力消費は非常に少ないので、あまり取り出して使わない、という使い方であれば 1.5 日から 2日はもつのではないかと思う。
何をするとどれくらい battery が減るのかというのを掴むために結構 heavy usage で使ってみたけれど、display on 3時間でそろそろ充電が必要に…という感じ。朝 unplugged して、news なんかを 見たりしているとすぐに 30% 以上減ることになる。WiFi を off にしたときはもっと電力消費が激しくて今朝は 2 時間半ほどで 50% 以下になってしまった。Display on は 1 時間ほどなので、3G radio の消費が結構大きいように見える。
Heavy use な使い方をする人には決してお勧めできない handset かもしれない。
Power Management issue?
最初に手に入れた unit が camera を使って撮影すると必ず reboot する、というとんでもない unit だったのだけれど、今日使っていて camera での image capture 時の reboot が再現できた。Battery left が充分あっても一度 reboot してしまったんだけど、battery left が 20% を切ったときに camera を起動して flash を on にして image を capture すると、その度に reboot してしまう羽目に。
ちょっと気になって wall charger につないだ状態で全く同じ操作を行っても reboot はしない。そして wall charger を外すとまた reboot したので、これはほぼ間違いなく電圧不足だろう。
最近の HTC 製 handset だと TI 製 power management chip を使っていると思うので、chip そのものの性能は問題ないはずだけど、chip 周辺の回路設計が不出来か、あるいはそもそも主要な components が同時に稼動した場合の必要電圧の計算が適当であっていないかのどちらかだろう。
今は夏だからいいけれど、寒くなってからもしかしたら問題になるのかもしれないというところ。もっともこの作りだと、寒くなるまで持っているとすれば 2－3 台は交換していそうなので、もしかしたら問題は無くなっているかもしれない。
ただ、電圧が確保できないときには、そもそも flash を使わせない、あるいは camera を起動させないという software の面からも保護措置が講じられるべきなので、HTC がそちらの方で対策すればそれほど大きな問題にはならないだろう。いずれにせよ、設計そのものが poor というかそんな感じだ。
CPU Activity
新しい handset を手に入れた時に、何が battery を消費しているのか、などを確認するために SystemPanel App / Task Manager という application を必ず install している。
大体の傾向をつかんだら uninstall するんだけど、今回はまだ install したままで CPU Activity を check していたり。
これを見ると殆どがおよそ 60% 程度が peak となっている感じだ。Home replacement に LauncherPro で home panel は 1 screen だけ。後は ClockQ の widget と calendar を配置しているだけで、後は dock で殆ど済ませているので、Sense UI を使っている時とは挙動はもちろん違うだろうけれど、複数の application を常に使っていても、こんな感じだとそもそも OS 2.3.3 の scheduling では multi-core CPU を生かしきれていないんだろうな、という感じだ。
実際こんな感じだと、Single Core 1GHz の 2nd gen. Snapdragon と比較して25% – 30% 位 CPU が早い、という程度なので、Desire HD なんかと比較するとそれなりに体感的には良好だけど、はっきり分かる違いは余り無い、という感じになるのではないだろうか。
ただ 2nd gen. Snapdragon とは GPU の世代も違うので一概には比較できないと思うけれど。
blauen Himmels 