HTC Sensation 4G: First Impression

Introduction

T-Mobile から 6/15 に発売された HTC Sensation 4G (aka HTC Pyramid) を使う機会があったのでとりあえず first impression を。といっても使えたのは一日ほどで、3G の受信感度がありえないほど酷かったので返品。現物が無いというので代替品を週明けに着くように自宅に発送してくれるように頼んで来た。

Vacation time の上限を超えてしまいそうだったので、仕事の方もそんなに忙しくないし、ということで水曜日から short vacation を取っていて、今週はいろいろ忙しいので月曜日にでも到着すればいいやというところ。来週前半は、とりあえず自宅でゆっくりする予定なのであれこれ弄繰り回す時間もあるだろうし。

Form Factor

540×960 qHD 解像度の 4.3 inch Super LCD という spec の割には見た感じは compact に見える。持った感じもちょっと大きいかな、というところだけど G2x よりは持ちやすい感じだろうか。

Design は相変わらずの Unibody とやらでそれなりに作りは良いんだけど、色合いとか年を取った男性向けな感じで、良く言えば落ち着いている、悪く言えばダサい、というところだろうか。

実際このサイズになると普段は bag に入れることになるので、あまり気にならないとは思うけれど、HTC はもう少し design をどうにかしたほうがいいような気はする。

大きさは Sidekick 4G を最近使っていると、それに比べると横幅が 4mm 程広いだけで全体的には Sensation 4G の方が compact だ。Nexus S だと左手で持って大体の操作は左手だけで、たまに右手も使うという感じだけど、Sidekick 4G と同じように Sensation 4G も両手で使うものだと開き直ってしまえばそれほど悪くはない。

重量は 140g 程で、最近は Sidekick 4G を main に使っているので軽いというところ。実際このサイズで 140g なら結構軽い方には入るだろうと思う。

全体的な build quality はそれほど悪くはない。Desire HD が結構個体差が大きくて、妙な隙間があったりする unit もあったけれど、今のところ T-Mobile shop で見たものも、他の人のを見た感じでも、そういう品質のばらつきというのは見つけられていない。ただし、HTC 製品なので volume rocker や power button が1年後にもきちんと動作しているのか、というのは若干不安というところだろうか。

HTC Sense 3.0

HTC Sensation 4G を買ってみたのは、とりあえず Sense UI は Nexus One で Desire から port された Sense ROM を使ったくらいだったのと、Snapdragon としては 3rd generation となる新しい SoC の performance を実際確認してみたかったからだ。

HTC の UI というと TouchFlo 3D が今でも強烈な印象として残っているけれど、あんな感じだったらどうしようかとちょっと不安だったのも確かだ。TouchFlo 3D は個人的な感想としては Worst UI ever I used… としか言いようがないほどの酷い代物だった。

実際、現物に触れてみると TouchFlo 3D の頃よりは圧倒的に進歩しているようで、普通に使える。ただし設定で off に出来るとはいえ装飾過多で、実用性よりは見た目の派手さを重視した UI set という感じだ。Contact list から行える action、あるいは email client の使い勝手などは圧倒的に TouchWiz の方が便利だ。TouchWiz の contact を left 方向に swipe すると call で、right 方向に swipe すると sms というのは個人的には結構気に入っている。

それと Exchange Sync を設定して push 受信で使うと battery があからさまに減っていく。これは設定した直後からジリジリと減っていって、exchange account を削除して TouchDown を install して push で受信するようにしたら収まったので、Sense 3.0 の問題だろう。この辺の exchange sync あるいは calendar などに関しては TouchWiz あるいは MotoBlur の方が機能的にも安定していて問題もない。

Death Grip?

Death grip が… と言われているけれどこれは WiFi と bluetooth に関してで簡単に再現可能だ。handset 上部を手で hold すると WiFi が切れたり Bluetooth が切れたりする。横向きで使う場合には結構問題になるんじゃないだろうかという感じ。

3G/GSM に関しては元々 HTC 製 handset はその辺の gas station で売っている $20 の電話機にも劣る程度の性能でしか無いので death grip を気にするまでもなく受信感度は悪い。ただし、NYC/SF あるいは Hong-Kong や Taiwan といった tower 密度の高いところで使えば、ちょっと屋内に入ると… とかその程度であまり気にする必要もないだろう。

ただ、US rural area で使うと Samsung/Motorola そして Nokia 製 handset では問題なく通話できるけれど HTC 製 handset だけは out of service という場面も結構あるので、HTC handset しか持ち歩かない人は注意が必要かもしれない。

Sound

もう一つ Sensation 4G を買った理由が audio quality だ。Demo unit で 3.5mm jack から持参した headphone で聴いた音が結構良いので、電話機としてはあまり使えなくても大きめの portable player にでもなれば良いかなというところ。

家で audio output を確認すると、全ての effects を off にした時点での出力はかなり良い。Intermodulation distortion が若干気になるレベルではあるけれど、Noise, dynamic range 後は出てくる音の frequency response を見てもかなり良いレベルだ。

Samsung Galaxy S II より良くて、Samsung Galaxy S (初代) よりちょっと劣る、という感じだろうか。ただし、headphone/earphone で音楽を聴く場合、stereo crosstalk はGalaxy S より優秀なので Sensation 4G の方が portable player としては優秀かもしれない。

Desire HD がなんの冗談だろうと思えるくらい stereo crosstalk (channel leak) が酷かったので、あまり期待していなかったけれど、これは結構びっくりというところ。

Chipset / Performance

全体的な performance は spec から見て順当なところだ。2nd generaton の Snapdragon 搭載機種 (Desire HD、Desire Z/T-Mobile G2) より良くて、Tegra 2/Exynos 搭載機種より劣る、ちょうどこの二つの中間というところだろうか。操作性もそれほど悪くはないし、2nd generation Snapdragon の順当な後継というところだ。

ただ、全体的な performance は Tegra 2/Exynos 搭載機種には敵わないので、今の時点での best spec な handset が欲しいという人なら、現在の HTC handset、Qualcomm SoC 搭載の handset を買う理由はどこにもない。

これは搭載している MSM8260 SoC の spec/architecture から見て順当な結果なので、Sense 3.0 を排除した custom ROM が出てきたとしても、benchmark の score は多少上昇しても総合的な performance で他社の dual core SoC を超えることは決して無いだろう。

第3世代 Snapdragon となる MSM 8×60 は、基本的には ARM Coretex A8 base の architecture となる。ただし、Coretex A8 をそのまま実装しているわけではなく、一部に Coretex A9 の architecture を取り入れ、また 128bit SIMD unit となる NEON を搭載した chipset だ。これは第一世代からずっと同じ Scorpion architecture と言えるものだ。

従来の Samsung Hummingbird / TI OMAP 3 といった、Coretex A8 architecture の SoC と比較すると、2倍のfloating point 演算性能、それにごく一部とはいえ out-of-order execution を取り入れているので、全体的には同じ周波数で見た場合には Coretex A8 と比較して 30% 程度高速な SoC だった。GPU の性能で劣っていても、Nexus One などが Hummingbird 搭載機種や OMAP 3 搭載機種と比べて見劣りしなかったのは、基本的にこの Qualcomm 独自設計の scorpion APU に依存するところが大きい。

ところが nVIDIA の Tegra 2、Samsung Exynos そしてこれから出る OMAP 4 はいずれも Coretex A9 architecture の APU を搭載している。Coretex A9 と Scropion (拡張 Coretex A8) を比較すると、Scorpion の FP 性能が Coretex A8 の倍になっているのに対して Coretex A9 のそれは 4倍となる。整数演算性能に関して言えば、pipeline の数が Coretex A8/Scorpion の 13 stages に対して、Coretex A9 は 8 stages となり、また Coretex A9 は完全な out-of-order execution processor なので、IPC (instruction per cycle) で言えば Coretex A9 の方がかなり優秀だろう。また pipeline が短ければ branch prediction も良好となるし、cache coherency も Scorpion より Coretex A9 の方が優秀なのは間違いないところで、絶対的な演算性能を比較すれば、同一周波数においては Coretex A9 が Scorption を圧倒する、というのは間違いないところだ。

ただ、他社製 Dual Core SoC は symmetrical MP なのに対して、Qualcomm の 3rd generation Snapdragon は asymmetrical MP なので、firmware が成熟していくと電力消費という面では、比較的良好な Samsung Exynos よりもよくなる可能性は高い。

Camera

Camera は試してみようと思ったんだけど、何故か撮影しようとすると reboot してしまってどうにもならないところ。一部そういう不具合の report もあるけれど、私が手にした unit では必ず reboot していたので、恐らく defective unit だったのだろう。

他の機能は月曜日以降、交換品が届いてから。

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HTC Sensation 4G: First Impression」への1件のフィードバック

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