Motorola CLIQ 2: first impression

Motorola から 19 日に release された CLIQ 2 が到着。独特の keyboard の design がちょっと話題になっている handset だ。価格は2年契約込みで MIR 後の価格で $99、契約無しの full retail price で $399 となっている。

Form Factor

手に吸い付くような、ちょっとラバー的な感じの質感を持つ plastic body と、front に chrome の縁取り、というおとなしい感じの design だ。形状は全体的に丸みを帯びた感じで、CLIQ とほぼ同じ感じ。ただし、正面左上にあった Motorola の M の logo が無くなり、LCD Panel のすぐ上に Motorola と刻印されているのみだ。

また、function buttons は、CLIQ 2 とは違い capacitive の virtual button となっている。配列は、[Menu|Home|Back|Search] でよくあるタイプだ。

LCD の上には、通話用の speaker があり、全体的な配置としては LCD が大きくなった点を除けばそれほど変わりは無い。

背面は上部に 5MP Camera の lens と dual-LED flash が配置されている。下の左右に分かれているのは、external speaker で、これは実際に聴いてみてびっくりしたけれどなんと Stereo Speaker だ。

大きさは 2.3 x 4.6 x 0.6 inches、inch で記載しても大きさの差が出ないので millimetres で記載すると、59.6 x 116 x 14.5 millimetres で、58 x 114 x 15.6 millimetres の CLIQ と比較すると横幅で 1.6 millimetres、縦幅で 2 millimetres 大きくて、そして厚さは 1.1 millimetres 薄くなっている。重ねないと size の違いは殆ど実感することは出来ないだろう。

かなりの数量が出た myTouch 3G (HTC Magic) と比較すると、55.65 x 113 x 13.65 millimetres なので、myTouch 3G よりは微妙に大きいかなというところ。ただ Defy と同じでよほど比較しないと殆ど分からない差だろう。

3.7 inch LCD 搭載で size はほぼ CLIQ/myTouch 3G と一緒というのはかなりびっくり、と言ってもいいかもしれない。

Spec 的にはほぼ同一となる T-Mobile G2 と比較した場合もほぼ同じとなる。Bounding volume で言うと G2 が 101.8 cubecentimetres で、CLIQ 2 が 100.2 cubecentimetres なので、差は殆ど無いと言って差し支えないと思う。重量は 175g、Android handset で最も重い G2 よりわずか 5g 軽いだけなので、CLIQ 2 もかなり重い部類に入ることは間違いない。

Hardware buttons などの配置は、本体上部に power button と 3.5mm headphone jack、正面から見て左側面に Micro USB port で、右側面上部に volume rocker、mute switch、そして camera button となる。

この toggle 式の mute switch は CLIQ にもあったけれど、いちいち lock を解除して widget あるいは settings menu から access せずとも、すぐに on/off を切り替えることが出来るのでかなり便利だ。場合によっては pocket から出さずに切り替えることも可能だろう。

Hardware Spec

Hardware Spec は CES で 1GHz CPU 搭載、と announce された時に Defy と同じ TI OMAP 3610 かな、と思ったんだけれど、なんと TI OMAP 3620-1000 搭載。これは GPU に PowerVR SGX 530 を搭載した chip で、Droid 2 に使われているものと同じだ。Milestone 2 には TI OMAP-3630 となるけれど、3620 と 3630 の差異は、HD 解像度の recording に対応しているかどうか、で他は一緒なので、その点を除けば CPU の演算性能などは同一と考えて差し支えないだろう。

OMAP 3 の第2世代で、Coretex A8 architecture の application processor を搭載、45nm process で製造され、PowerVR SGX 530 もついた OMAP 3620/3630/3640 は通常使用する分には問題ない performance を発揮してくれるはずだ。

CES で Motorola は Bionic, Atrix と Tegra 2 採用の handset も announce しているけれど、つい先月くらいまでは high end と言っても差し支えなかった OMAP 3620-1000 搭載の handset を mid-range に投入してくる、というのは正直びっくりだ。

Spec を見て $499 だろうかと思ったけれど、T-Mobile は CLIQ 2 に $399 という価格を設定。契約込みなら $100 の MIR があるので $99 という Defy などと同じ価格帯に投入してきた。正直なところ、CLIQ 2 を mid-range と言われると、総合的な処理能力で見た場合には、Nexus One/Desire などが mid-low となってしまうわけで、たった一年で hardware spec は大きく変わっちゃった、と言う感じだ。

RAM は 512 MB で、internal storage は 1024 MB となり、ここはそれほど他と比較すると多いわけではない。ただ internal storage が 1024 MB あれば、普通の使い方をするにはそれほど困ることは無いだろう。

Usability / Software

OS version は 2.2、それに MotoBlur 搭載となっている。電源を入れて、既存の account で login すると、設定してある social network の account なども自動で取得してくれてほぼ initial setup はそれで終わり。

Twitter も sync すると、凄まじい量になるので twitter account は登録せずに twicca で使っているけれど、happenings widget は結構便利だ。とにかく MySpace client としては MySpace official のものよりはるかに使いやすい。私は account を持っていないけれど、business SNS の Linked-In にも対応しているようなので、Linked-In を使っている人は latest MotoBlur 搭載の handset があると便利なのかもしれない。

それと、News feed widget は MotoBlur の物はかなり出来が良くて愛用している。特に OS 2.1 以降の news feed widget は取得したい news source の URL  を入力すると勝手に RSS feed を取得してきて、複数ある場合にはどれを使うか(あるいは全部使うか)を選べるのが何気なく便利だ。たとえば http://www.cnn.com と指定すれば、top news と headline の feed がほぼ自動で選択できる。

また、stack 式の card のような感じでめくって読み進めていけるのも個人的には結構気に入っている。この機能自体は私以外にも愛用者が多くて、MotoBlur 搭載機から他の maker の handset に買い換えた時に、同じような widget は無いかと質問している人を時々見かける。

Nerd には非常に評判の悪い MotoBlur だけど、実際にはかなり大量の利用者が居て、大体特に問題なく使用している。Online forum などでとにかくなんにでも claim をつける nerd というのは 1000人のうちの1人程度なので、これから買う人は特に気にすることは無いだろう。(そもそも nerds の言うことを真に受けていたら買うものがなくなってしまう)

Stock Android が良い! とあちこちで力説している変な人も居るけれど、実際これは神話に近いとしか言いようが無くて、Stock Android 2.3 でも bluetooth がまともに動作しなくて car audio と接続できなかったり、HID profile で hardware keyboard が使えないとか、そんな感じなので、自分でどうにか出来るのだ、という自信たっぷりな人以外は各 handset maker が customize したものを買ったほうがいいだろう。

OS upgrade が遅いから、と言うけれど、実際は firmware の low level 部分、hardware device driver の方がはるかに労力がかかるので、仮に UI その他の customize 部分が無くても余り変わらないだろう。Vibrant なんかが、ようやく OS 2.2 への upgrade が開始されたけれど、XDA の forum 辺りでは、だいぶ前から 2.2 base の custom ROM が存在していたのを受けて、Samsung より custom ROM developer に頼んだほうが余程良いとか言っている人も居るけれど、基本的に重要なポイントを見落としている。

Custom ROM は全て leak したものが base になっているので、Custom ROM developer というのは存在していなくて file の copy & paste を行うだけの modder がそこに居るだけだ。その程度の作業なら結局誰にでも出来るものなので、modder に update を期待しても、handset maker からの release が無ければ手も足も出ないだけだろう。

Cyanogen Mod の team はまた事情が変わるけれど、Cyanogen Mod でも、release された source code を元に hardware driver を build することは出来ても、Chipset driver を full scratch から書き上げたことは一度も無い。なので、比較的 reference 先の多い Qualcomm SoC 以外の handset に対しては、各 handset maker から Kernel と driver の code が release されるまでは、3G radio が動作しないとか、不完全なものしか release 出来ていない。

後は CLIQ なんかでは OS 2.2 が、とかかなり文句を言っている人も居たけれど、実際 OS 2.1 と OS 2.2 の総合的な performance はそれほど変わらない。Dalvik JIT は全て JIT compile してしまうわけではなく、一部選択された部分をと言う感じなので、効果がある場合には結構変わるけれど、overall performance として見た場合にはそれほど変わらないだろう。実は Motorola は CLIQ の OS 2.1 upgrade release にこっそり JIT を載せていたので、JIT On の場合と Off の場合で比較してみたけれど、一部 benchmark の score が変わるくらいで、usability にそれほど影響があるとは思えなかった。それよりも大きいのは native 部分での最適化の方だ。

というわけで、現実問題として今時点で買うなら、CPU その他の base spec が Nexus One/Desire 程度の mid low range 以上の handset で OS 2.1 以上なら、たいていの application を使うには困らないだろう。それより問題になるのは internal storage の量だろうか。

CLIQ で OS 2.1+ の BlurHome を動作させるのはかなり厳しかったんだけど、CLIQ 2 だとかなり軽快に動作する。新しい BlurHome だと、Sense UI などでもある、profile 切り替え機能が付いている。Home screens を 3 set、仕事用、休日用などの感じで切り替えることが出来るので、そういう需要のある人には結構便利な機能だろう。Default だと、Home / Work / Weekend となっているけれど、これは名称を変えることが出来るので好きなように設定すればいいと思う。

ただ、こうした機能、あるいは夜間は silent mode にするとかの機能や、font/theme の切り替えななんかは Symbian や Danger OS などでも当たり前の用に出来る機能なので、こうした機能がそもそも stock Android に含まれて居ない点が非常にお粗末な感じだ。

Battery Manager はいつもの MotoBlur customize 部分の一部で結構細かく設定できる。お勧めは custom mode で、自分が眠っている間を off peak として指定することだろうか。Off peak として指定している時間帯には、handset を操作していない限り全ての通信を shut off するので、stand by 時の消費電力はかなり減るはずだ。

こちらははじめて見たけれど、これも MotoBlur の機能の一つで、Data Manager。email あるいは social feed に対して WiFi only などの設定と polling interval の設定が出来る。後はここで Data enabled の check を外すと 3G data を完全に off にするので、data plan が無い契約で WiFi 接続の時だけ sync するという使い方も可能だ。

これは、T-Mobile では $15($10 for EM+)/month で 200MB までの data plan も出来たので、data plan に $30 も使いたくないけれど、あるいは必要ないけれど smartphone は使いたい、と言う人のための設定だろう。

他にも settings – sound の中に ringtone download という項目があったり、out-of-box experience と言う面では、以前に比べればそれなりに向上したかなと言う感じだ。

面白いな、と思ったのは settings – Display の menu の中に In-Pocket detection という check があって、これを enable にすると、screen timeout の設定にかかわらず、handset を pocket に入れたことが判別できれば直ちに lock する、という設定だ。

ためしに timeout をしないようにして、screen を on にしたまま jeans の back pocket にしまってみたけれど、10秒くらい待ってから取り出したら、stand by mode になっていた。Power button を押すのを忘れて、screen on のまま pocket や bag に仕舞いこむと、場合によっては誤動作したり、予期せず電話をかけてしまったりするので、これは中々いい機能だと思う。

Keyboard

この keyboard の design は好みが分かれるかもしれないけれど、実は見たときから結構使いやすいかなと期待していた。Milestone 2 の keyboard も触ってみたし、G2 はしばらく使ってみたりしたけれど、私の場合 keyboard の使いやすさの factor として幅が結構大きい割合を占めるのだ。

大きくて、分離していて、しっかりした click 感があってといえば、一見使いやすそうに感じるんだけど、それは両手の全ての指を使って type 出来る場合だ。両手で hold して親指だけで thumb type をする感じになるこの手の device の場合は、幅が広すぎるとかえって使いにくい。

100mm だと、結構厳しいかなと言う感じだ。CLIQ の場合は実は DPAD 部分が結構大きかったので、type する部分としては 80mm 前後なんだろうか。CLIQ 2 では DPAD が無くなった代わりに中央に compact にまとまっているので、type する部分の size としてはほぼ一緒だ。

T-Mobile G2 の場合は結構いい感じではあったんだけれど、あれは比較的手が大きい人でないとテンポ良く type するのは難しいだろう。私の手では両側を hold して、中央部分を type するのに微妙に手の位置をずらさないと type 出来なかったので、それほど速い typing は出来なかった。

CLIQ 2 はその点幅としては最適だし、意外と type しやすい。個人的には CLIQ の左側に配置された大きな DPAD は結構気に入っていたので、それが無くなって変わりに cursor keys になったのはちょっと残念だけれど、その辺は使っているうちになれるだろう。

Performance / overall impression

Performance はかなり良好だ。なにより BlurHome が物凄く軽快に感じられるのでびっくりした、というところ。もっともこれはもうちょっと使ってから LauncherPro を install するつもりだけれど。twicca なんかを使っていても、Time Line を大きくさかのぼるのもストレスを感じないし、browser も結構動作は速い。

また、当然ながら exchange sync は full support なのも安心できるところ。Nexus S は結局のところ、1-2 週間くらいすると突然 Sync しなくなって、そのたびに account を remove して再度設定しなおさないと復帰しなかったので、どうしようも無かったけれど、MotoBlur の場合にはそんな心配は無いだろう。

とりあえず、CLIQ は綺麗に掃除して retire、Nexus S の SIM を CLIQ 2 に挿して daily driver として main で使うことになるだろう。Nexus S はとりあえず GPS はかなり快適に動作するのと、Nexus One と違って車内でも結構快適に screen が見れるので streaming radio と portable navigation 代わり、あるいは色々 kernel mod を build して試して遊ぶ用途に使えるだろう。

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Motorola CLIQ 2: first impression」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: Tweets that mention Motorola CLIQ 2: first impression « blauen Himmels -- Topsy.com

  2. ピンバック: Motorola CLIQ 2: Review « blauen Himmels

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