Google Nexus S: Review

すでに first impression で簡単に触れた部分も含めて、昨日から電話として、そして PDA あるいは media player として使ってみた感想などを。

Summary

Samsung が製造し、Google brand で発売された Nexus S は、最新の Android OS 2.3 を最初に搭載したモデルだ。

Hardware spec は Galaxy S を若干変更して Android handset としては初となる NFC wireless tag reader を搭載している。Nexus One の時のような大きな spec 上の leap は無いけれど、それでも Nexus S は非常に良く出来た hardware だ。電話機としても Nexus One を含む大半の HTC handset とは違い、受信感度も非常に優秀で、十分実用的に使える。

Physical QWERTY keyboard が無い model の中では、独立した camera button が無いなどの細かい欠点はあるけれど、それでも現在市場に出回っているものの中ではもっとも優秀な hardware だということが出来るだろう。

Battery life との balance、そして若干欠点もあるものの発色性にすぐれた Super AMOLED display、また 5 megapixels と数値上はそれほど立派に見えない camera も、結構実用的になる画質の優れた物だ。

また Galaxy S で欠点とされた内蔵 storage  の問題も解消されており、おそらく大半の場面で快適な operation が可能となるだろう。

残念なことに Google brand ということで、その優れた hardware に非常に poor な stock Android を搭載した、かなり unbalance な仕上がりとなっている。Hardware で用意されたものがあるなら、後は自分でどうにかして使うという人、あるいは reference model を買いたい developer の人に対しては、非常に良い handset で $530+ を支払う価値は十分にあるだろう。ただし、他の carrier から購入する handset などと同じ快適な out-of-box experience を求めて買う、という人にはまったくお勧めできないのも確かだ。

Form factor

とても滑らかな黒の plastic の外装、そして若干曲面を描く design を見ると、ぱっと見た感じは中々良い感じに見えるのではないかと思う。

Housing が plastic という部分に関してはかなり好みが分かれると思うけれど、Nexus One のような中年男性向けの design をされるよりは、個人的にはこちらのほうが好みだ。G2 もうそうだったけれど、妙にダサい色合いでかつ金属製とかだと重いのもあるし、なんというかあまり好みではないというか。

大きさとしては、4.9 inch x 2.5 inch x 0.4 inch、そして重量は 4.6 oz と Vibrant と比較するとほんの少し幅が狭いものの、厚みと高さが少し増した感じだろうか。重量もほんの少し重くなっている。

このほんとにほんの少しの幅の差と、微妙なカーブの加減は中々ちょうど良い感じだ。Vibrant だと kick stand が欲しくて kick stand 付 case を付けると横幅が広くなって使いづらくなるし、case を付けなくてもかなりぎりぎりなんだけど、Nexus S だとまだちょっと大きい気はするけれど、それでもだいぶ感覚的には楽になった感じ。この辺は個人の手の大きさなんかにも依存するので一概には言えないけれど、私個人の感想としてはこんなところだ。

既に販売は終了しているけれど、この大きさは T-Mobile が G1 用に販売していた pink の pouch にすっぽり収まるサイズなので、pouch に入れて、それを purse に入れて持ち歩く感じになるだろうか。

Hardware に関しては、昨日 first impression で紹介しているので省略するけれど、昨日から気がついた点としては、battery door に 2 点端子があって本体側と接触するようになっている。本体側の端子は Engadget の leaked photo で以前見た時には、もしかしたら inductive charge 用? とか思ってちょっと期待したんだけど、これは battery door に設置された NFC 用の antenna との接点だったようだ。

この辺の Chip の配置を眺めていると MicroSD card slot が省略されたのは、何かの意図に基づいてというよりも、純粋に実装する場所が無かったんだろうなと思う。

以下、主要な機能別に使ってみた感想を記していこうと思う。

Calling

今のところ毎日持ち歩く電話機としては Samsung Vibrant を使用しているけれど、Nexus S も Vibrant 同様に受信感度は結構良く、音声も特に問題ない感じ。Speaker は結構それなりに良い音がするし音量も十分だ。

微妙なカーブした形が、通話の際に… とかなんとか宣伝文句では言っているけれど、これは良くわからない。ただ Vibrant に比べると hold しやすいかなとは思う。

Data

T-Mobile が 4G として宣伝している HSPA+ には対応していない。それでも最大 7.2Mbps の速度は出るので、特に問題は感じない。もっとも私の場合、車の中で使う時以外はほとんど WiFi で使用しているんだけど。

ただ、HSPA+ で最大21Mbps とはいうものの、実際の速度は 8 – 10 Mbps 程度のことが多い。それと、私の生活範囲の中で言えばまだ HSPA+ には upgrade されていないので、大体 2Mbps (down) 程度出れば良い方なので、HSPA+ (14.4Mbps) 対応とされていた G2 でもその恩恵を受けることは無かったわけで。

WiFi / 3G / EDGE それぞれ、connectivity には特に問題は感じられない。Sleep から復帰した後接続できない、とか、そういうありがちなトラブルも今のところは経験していない。

Messaging

普通に SMS/MMS を送受信する分には何の問題も無いけれど、Stock Android の messaging application は使いやすいとは決していいがたいので、marketplace から好きな SMS application を download するべきだろう。

後は標準でついてくるのは Google Talk と、email client だけど、これは他の IM などが必要なら同じく marketplace から download すれば問題ないだろう。

Email client はごく普通の pop/imap それに exchange sync を support するものだ。POP/IMAP に関してはこんなものかなと思うし、他にも email client は必要なら download 出来るので困らないだろう。

Exchange support は通常 maker customized な handset では何も問題は起きないんだけど、stock Android でまともに1週間以上運用できたことは無いので、今回はどれくらい使えるのかなというところ。

OS 2.2 以降は、exchange client として remote wipe や、server administrator からの force security setting が可能となっているので、ようやく Windows Mobile と Enterprise 分野で競合するための入り口に立ったところだろうか。もっともこの分野は BlackBerry、Windows Mobile がしっかり抑えている分野なので Android が急激にシェアを獲得できるとは到底思えない。なにより、そもそも security の面で、選択可能な handset が Motorola/Verizon から出ている model しか存在していないので、短期間ではどうにもならないだろう。

GPS

Hardware というか GPS chip としては Galaxy S と同じものを使用しているはずなのだけど、antenna が違う。他にも改良点はあるのだと思うけれど、結果として Nexus S の GPS 機能はかなり良いものになっている。

上の Screen capture は屋内、この entry を書きながら手元で操作したものだけど、ここでは Vibrant は satellite をまったく補足出来ない。Nexus S は 4 つから 6 つ程度しか補足できないとはいえ、それでも position fix が可能だ。

画像を upload している間に Error (accuracy) は 50m まで低下したので、ちょっと地図を見る、という用途には充分だろう。

一部の review で Navigation では fix が遅い、と書いてあるけれど、navigation は position を fix していても accuracy が 50 feet (15mくらい) 以下にならないと tracking を開始しないので場所が悪いのだと思う。

Camera

今日はかなり激しい雨が降り続いているので外には出れなかったけれど、特に撮影してみるまでも無いと思う。Thanksgiving sale の時にもらった Aéro bear を撮ってみた限りでは、全部の設定を auto でもそれなりの写真は撮影できる感じだ。

ただ、stock Android の Camera applications は Vibrant の Camera application と比較すると、設定できる option も少なく、最終的に process される image の画質もあまり良くない。Poor stock Android というか、hardware の能力をさっぱり生かせていないので非常に残念なところ。

また、この main camera は HD Video recording が可能だけれど、それに対応した application は含まれていないし、front facing camera を使って Video chat するための application も含まれていない。

Music

Stock Android の music player は基本的な機能しか備えていないので、早めに market から好きなものを download すべきだろう。

ただ、Galaxy S 標準の music player は内臓の DSP を使って equalizer などを使用することが出来たけれど、market から download 出来るもので、それに相当する機能を備えているものは私が知る限りは存在していない。

Buffer に対して software equalizer での処理を行うものは存在しているけれど、せっかく portable DAP として充分な性能を備えた hardware となっているのに、それを活用できないのは非常に残念なところだ。

Performance

普段 Vibrant でよく使っていた applications を install して使っているけれど、performance はそんなに変わったとは思わない。Vibrant では leak した OS 2.2 firm を使っているけれど、大体個別の application を使う限りはそんなに差は無い感じだ。

Vibrant では leak した OS 2.2 firmware を使っているので、どちらもあまり差は感じない。Browser も同じくらいかなというところだ。

ためしに SunSpider JAVA script benchmark を実行すると、Vibrant (OS 2.2 UVJL4) でおよそ 6300ms で、Nexus S はおよそ 6500ms となり Nexus S の方が遅い、という結果になった。

Nexus S の方が早いと感じるのは application drawer だろうか。標準 HOME の application drawer でも、あるいは LauncherPro の application drawer でも Nexus S の方が scroll 速度そのものは早い気がする。

ただ、scroll 速度は速いんだけど、動きが滑らかではなくて途中ほんの少しだけ stall しているのが目に見えてわかってしまう。OS 2.2 の方が smooth という点では上だろう。

ここは逆にちょっと wait を入れて smooth に見せるほうが良かったのかもしれない。そもそもこういう部分が異常に早くてもさっぱりメリットは無いので、そこそこの動作速度で抑えておくほうが良いだろう。

Dual core with high power GPU などを採用した handset が出れば、今以上に早くても問題は無いのだろうけれど、そもそも選択したくて scroll させているの目では追いかけられないほどの速さで scroll してしまっては何の意味も無い。

Reviewer’s comment

Design そのものは好き嫌いが出るかもしれないけれど、個人的には良い感じではないかと思う。Plastic で軽量に作ってくれるほうが、私にとってはありがたいというか。

全体的に見ると、hardware としては Nexus S は改良型 Galaxy S と言って差し支えないと思う。ただ Google brand で発売されたがために、せっかくの hardware をさっぱり生かすことの出来ない魅力に乏しい handset となってしまっている。Handset maker の customize は UI layer や、独自の service 実装だけではなく、当然自社の hardware に対する optimization も行うわけで、その辺が stock Android を使うという制約のために達成できなかったのだろう。

もちろん、Google から reference device として発売されているものなので、違う役割があるのは当然なので、そこを理解した上で購入するなら特に問題は無いと思う。特に開発をするために、NFC chip が実装された device をと言うような場合には必須となるだろう。

ただ、stock Android が一番良いのだ、という迷信を信じている人や、常に最新の version の OS で無いと気がすまないと言う病気な人以外には購入しても何のメリットも存在しない handset だ。

あるいは趣味で、自分で最適化するぞというような人には楽しみがいのある handset だと思う。個人的には、Vibrant で出来て、Nexus S で出来ていない部分をどうやって…とかその辺は充分楽しめそうなので良い買い物をしたと思う。

とりあえず、CLIQ で AOSP build と、Kernel build、それから Kernel mod と一通り遊べたので、Nexus S もかなり遊びがいのある handset になってくれるだろう 🙂

恐らく Samsung は、次の model では、もうちょっと進化した hardware spec に今までの経験で得られたさまざまな物を反映させて、より使いやすい handset を投入してくるだろう。ただ、Dual core は個人的にはどうなんだろうというところだ… 既に US 内のある carrier では dual core model の実機試験も行われているけれど、理屈はともかく実際にそれを搭載した device をテストしてみると、とても battery にとっては harm だとか。

PC gamer ではあるけれど、cellphone での gaming 自体にはあまり興味が無いので、今のところ spec 的には特に困っていない、というのもあるので、どちらかというと来年の mid-range handset に興味があるところだ。

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