Motorola CLIQ: MotoBlur 2.1.5

既に ModMyMobile で leak しちゃってるのがちょっとびっくりだけど、とりあえず今朝から release されたようだ。

Soak feedback となっているので、beta というよりは、release candidate で事実上このまま行くのかなというところ。Update Archive の size は 90MB と少しで、T-Mobile network での OTA では無く、一旦 SDCard の root に copy して、[Settings | About phone | System updates ] を実行すると update process が開始される、という仕組みになっている。

OS upgrade 自体は 2 分ほどで完了。その後 boot に数分かかり、MotoBlur account と Google account に login して、initial sync が終わるまで暫く放置。40 分位してからあれこれ触り始めると、以前 leak した MotoBlur 2.0.25 と全体的な感じは一緒だ。ただ、新しい radio.img が含まれていて、baseband version が変わるので、T-Mobile US 以外の carrier を利用している場合には、ModMyMobile で radio.img を取り除いたものを探すと良いだろう。

OS 2.1 と MotoBlur の組み合わせについては、以前の entry で紹介したものとほぼ同じなので、そちらを参考にして欲しい。ただ、BlurHome の performance はかなり tuning されていて、2.0.25 では使い物にならなかったのが、とりあえずちょっともたつくのを我慢すればだいぶ使えるようになっている。

BlurHome を使わずに LauncherPro などで置き換えれば、かなり実用的だ。残念なことに、MotoBlur 関連の widgets を配置していると若干重く感じるのは、2.0.25 よりはだいぶ増しになったとはいえ、変わっていないところ。

ただ、exchange sync などを使うには MotoBlur の core 部分はかなり良くできているので、MotoBlur widgets を配置せずに、sync の機能だけ利用した方が良いだろう。MotoBlur での exchange sync は非常に安定しているし、一旦 MotoBlur を経由してしまえば、3rd party appointment applications で Google Calendar などと同様に扱うことが出来る。私自身は今のところ MotoBlur 経由で Android Agenda Widget を使っているけれど、T-Mobile G2 で TouchDown を使うより快適に、そして安定して使うことが出来る。

T-Mobile G2 は TouchDown を使っていても、一度に大量に sync したりすると突如 reboot を始めて TouchDown の database が破損してしまうことが結構ある… これは G2 の問題というよりは、OS 2.2 を搭載した handset で、負荷がかかると panic を起こして random reboot をしてしまう、という問題が機種を問わず出ているので Android OS 自体の問題ではないだろうかと思う。

今回の upgrade で、Music Player が TuneWiki の subset に変更されている。これは、CLIQ XT/Quench に搭載されていたものと同じはずなので、もしかしたら最近の MotoBlur handsets は全部これなのかもしれない。

それなりに Major な曲なら歌詞が出てくるのがちょっと新鮮かも。

Settings を眺めていてちょっとびっくりしたのが、[ Settings | Sound & display ] の中に [ Media audio effects ] という新しい設定 menu が存在していた。

選択すると、Wired stereo devices – 3.5mm jack に wire で接続される IEM、headphone など – か、本体 Speaker のどちらかを選んで Audio Effects をかける事が出来る。

本体 Speaker に対しては Graphic Equalizer だけかけられるけれど、3.5mm jack からの出力に対しては virtual surround effect をかける事が出来る。

MixZing player なんかが、buffer に対して post processing を行う形で Graphic Equalizer を適用する事が出来るけれど、software 処理なので結構負荷がかかる。

それに対して、Motorola  が CLIQ に実装してきたこの Audio effects は、Qualcomm の QSDP 5000 (MSM chipset 内蔵 DSP) を使って hardware 処理をしているようで、音楽再生中に色々負荷をかけても処理落ちしたりしない結構優秀な実装だ。

QSDP 5000 は 16bit 48KHz までの出力を support する DSP で、MP3, AAC, aacPlus, AMR-WB/+, WMA, RNA などの decode の他にも 128 polyphony までの MIDI device として使えたりする。

そうした Audio chip としての基本的な機能の他に、QConnect と呼ばれている surround-sound engine、それに QAudioFX と gaming audio の機能なども搭載していて、今回の upgrade 用に Motorola はこの部分の機能を使うための device driver を実装してきたようだ。また、OS 1.6 まではあまり必要とされてこなかった OpenGL についてもきちんと実装してきたようだ。私自身は試していないけれど、Angry Birds が動いたとかいう post もある。

Graphics 処理に関しては Adreno 205 を搭載した G2 には到底かなわないけれど、Audio に関しては今回の upgrade を適用すると CLIQ の方が結構いい感じだ。

もともと HTC はその部分には一切手を入れてこないので、G2 あるいは Nexus One でも、音楽を再生しながら高い負荷の処理を行うと、音飛びしたりする事が良くある。また、本体 speaker に関しては HTC はどうしようもない、というか、普通に開けた場所でちょっと聴く分にはいいけれど、車の中で Voice Navigation などを使うと不自然な金属質の高音が耳障りで、放り投げたくなる speaker だ。

本体 speaker という点で言えば、もっとも優秀なのは Nokia の Xpress Music series、そしてモノラルながら Vibrant の speaker がかなり良い。Motorola は全般的に外れが無くて、安心して聴くことが出来る感じだ。

Vibrant から G2 に普段持ち歩く handset を変更して、やっぱり Vibrant は音が良かったと思っていたけれど、CLIQ でこの程度なら、いつも bag に入れっぱなしの CLIQ で代用できそうだ。もっとも Vibrant の場合は Wolfson の Wm8994 を audio 用の DSP として搭載しているので、音、という点については別格というところか。

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