Four months with Motorola CLIQ

Google Nexus One を手に入れてから physical keyboard 付きの Android handset が欲しい、ということで Motorola CLIQ を手に入れてから4ヶ月。

結局、Nexus One は使えない gadget という結論に達して、次の owner のもとへと旅立っていった。色々理由はあるんだけど、やっぱり keyboard が無いと私は駄目だなというのと、後は一番大きかったのが、他の handsets ではきちんと電波を受信して電話として利用できるのに、Nexus One だけが out of service になることが多かった。

HTC 製の handsets は T-Mobile がはじめて US で HTC 製 Windows Mobile handset を release してから結構使っていたけれど、電波の感度についてはこんなものだろうなというところ。Gadget としては結構良いんだけど、電話機としては一番基本的な部分でちょっと出来が悪いというか。

ただ、Sidekick を private な SMS のやり取りなんかに使って、HTC 製 Windows Mobile handsets は、exchange sync と仕事の schedule 確認とかそんな感じの補助的な役割だったので今まではそれほど重要視していなかったというか。あとは 3G とかあるいは 4G という宣伝もここ最近で、それまでは EDGE (GSM data) だけというのが当たり前で、Data service の cost も結構安かった。既に選択できない service だけど、T-Mobile なら $19.95 で unlimited data (include tethering!) が使えたりしていたわけで。もっとも EDGE だと down 200Kbps 程度が限界なのでいくら tethering をしても使える data 量というのは、それほど大きくないというのもあったからだろう。

それと、もともと性格と用途の違う handsets で 2 lines という使い方だったので、Nexus One と CLIQ では一緒になるというか…そんなこともあって Nexus One は手放すことに。Motorola CLIQ はもちろん Nexus One と比較すれば low spec だけど、使いやすさという点では圧倒的に CLIQ の方が上だ。MotoBlur を bloat-ware という人たちも居たりするわけだけれど、殆どは使っていない、あるいは無知から来る思い込みだろう。

誰かが単純に嫌いという理由で bloat-ware 的なレッテルを貼れば、そういう negative で分かりやすいものはあっという間に広まるものだ。

Car Dock も買ったりしたので合計 $600 以上費やしたので、慣れてみようと CLIQ を家に置いて Nexus One だけで…と何週間か頑張ってみたけれど、結局私の使い方では Nexus One の usability は CLIQ には叶わないという結果になった。せめて GPS car navigation に…と合計 600 mile 程 Nexus One を車内に据え付けて使ってみたものの、結果としては Google Navigation は欠点が多くて長距離の旅行には使えないということが分かっただけだった。

ちょっと知らない場所、近所にという場合にはもちろん充分実用的だけど、Multi-trip destination が設定できなかったり、Text-to-Speech engine で合成される音声は、英語として極めて不自然で voice guidance を頼りにする使い方だとかなり厳しい。また、Car Dock も Nexus One の液晶も convertible car (屋根が開くタイプの車だ) での使用を一切考慮していないとしか思えない感じ。

この辺は $200 前後で買える Garmin あるいは Magellan の portable GPS navigation device の方が余程高機能で使いやすい。Nexus One でも Marketplace で CoPilot あたりを買えばかなり実用的にはなると思うけれど、Car Dock と液晶の事を考えれば、私にとってはかなり使えない。(普通の車でなら CoPilot なんかを install すれば充分長距離の旅行にも実用的だろう。)

Motorola CLIQ に対する first impression は以前にも書いたとおりで、4ヶ月経っても特に感想は変わっていない。そして第二世代の handsets が色々と出てきているけれど、それでも当分 CLIQ を使い続けるかなというところ。もともと off-contract で買っているので、switch しようと思えばいつでも switch 出来るけれど、CLIQ から upgrade しようと思える handsets が今のところ無かったり。

myTouch 3G Slide も、実際に T-Mobile retail store で実物を見せてもらった感じだとそれなりに良い感じではあるんだけど、CLIQ から upgrade する対象ではない感じだ。結構良く出来ているし、動作も意外と軽快で良いんだけど、HTC 製なので、恐らく電波の弱いところでの受信感度はあまり良くないだろう。

The Myth of MotoBlur

CLIQ がいま一つ、第一世代 Android の中でも underrating されている原因の一つに MotoBlur の存在が上げられるだろう。曰く bloat-ware だ、という主張が多く、また MotoBlur は memory-hog、battery-hog だというものだ。実際はこれは全くの迷信とでも言うべきもので、MotoBlur そのものはそれほど resource は消費していない。

Application を何も install せずに、MotoBlur の setup だけを行った状態なら、非常に軽快に動くし、また battery もかなり長持ちする。なにより、MotoBlur を使いたくなければ、MotoBlur の account を setup した後に Google Account 以外は一切追加せずに、MotoBlur widgets を配置しなければそれで良いだけだ。

そうすれば、Motorola が本来 Android OS 1.5 では 3 home screen のところを 5 home screen に拡張している以外は UI という面では stock Android とほぼ同じ使い方が出来るだろう。

Universal Inbox

MotoBlur の中で一番気に入っているのはこれかもしれない。全ての受信した email が一つの inbox に集約される。reply する際などには、その email を受け取った account を使って送信してくれるので、あまり深く考え込まなくても良い。

もし、universal inbox に集約したくない account がある場合はそれは別に 3rd party 製の email client を使えば良いだろう。ただ、それほど重要性が無いのであれば、あえて CLIQ から access する必要も無いとは思うけれど。

Exchange Sync

Stock Android でも、可能な事にはなっているけれど、Nexus One ではまともに動作しなかった。一見 sync して、mail も受信しているんだけど、時折 freeze して、それ以後二度と受信してくれなかったりとか、結構不安定。Account を削除して、再度設定しなおすことで復帰はするけれど、誰もそんな使い方をしたくは無いだろう。

Android OS 2.2 では、Calendar なんかの sync も出来るようになっているようだけれど、これもどこまできちんと動くのかは不安なところがある。

MotoBlur あるいは HTC Sense UI を搭載した handsets では、Exchange mail/calendar/contact との sync はきちんと動作してくれる。また、calendar は本体標準の Calendar Application から他の Google Calendar と同じように access 出来るので非常に便利だ。

もともと Sidekick の他に Windows Mobile handset を持っていたのは exchange sync の為だったので、CLIQ があれば私の使いたい機能は1台で完結する感じ。

Battery Life

現時点での最新の firmware で使う限り battery life はかなり良いと言えるだろう。ちょっと Google Reader を読んだり、あるいは Google Buzz を見て comment をつける。そして他には電話をしたり、あるいは SMS のやりとりをする位の使い方だと、朝 bedroom から持ち出して12時間くらい経って帰宅した時点で 70% 程度残っている。

Battery Life を向上させるにはいくつか簡単なポイントを抑えておくだけで充分だ。大体他の Android handsets にもあてはまるのかなというところだ。

– Task Manager を使わない

Android OS の process life cycle の仕組み上、Marketplace にいろんな種類がある Task Manager はほぼ全て意味のないものだ。逆に本来必要のない System Monitoring を行うので、余計に battery を消費するだけだろう。特に system が自動で起動する service を、自分にとって必要ないからと kill しちゃうのはかなり愚かな行為だろう。そうした service は通常何らかの理由で process が居なくなっても system が自動で再起動するだろうし。通常どんな OS でも process/thread を生成する cost は結構高いものだ。

– 3G 接続を使わない

3G 接続は外出先では必要だと思うけれど、自宅や職場などで WiFi access が可能な場合、あるいは、あまり使わない時間帯の場合には不要だ。しかも 3G data connection は結構 battery 消費が大きい。

というわけで、必要のないときには Toggle Data Widget を使って APN data の access を無効にしている。

– 必要が無い場合は WiFi/GPS を off にする

WiFi は接続可能な状態で、かつ Data connection が必要な場合は常時 On にしておいて問題ないだろう。代わりに 3G data connection を無効化しておけば battery 消費はそれほど大きくは無いし、WiFi の speed で data access 出来るので有用だ。

ただし、外出時など、接続ポイントがあるのか無いのか分からない状態、あるいは利用できる WiFi 接続ポイントが無ければ無効化すべきだろう。接続ポイントを scan して探している状態、というのは結構 battery 消費が大きい。

GPS は基本的に application が request した時にだけ on になる仕組みではあるけれど、background でも GPS を要求し続ける application が結構あるので、本当に必要な時以外は off にしておくべきだろう。Weather Widget (例えば WeatherBug など) で自分の location を follow して、表示を切り替えてくれるもの、などがあるけれど、GPS が無くても wireless network が利用可能なら、そこから位置を推測してくれるので、GPS は必要が無い。(天気予報などの場合には多少誤差が大きくても問題ないし)

– 必要が無い時は Auto Sync をしない

Background で Sync するような application は sync interval を大きくする。あるいは twitter client とかなら、時間があって起動した時に refresh すればいいだけの話なので、そもそも auto sync させる必要はないだろう。

また、仕事をしている時なんかは private な email なんかは読まないだろうし (そもそもそんな時間は普通無いだろう)、そういう場合には Google Account あるいは MotoBlur との auto sync も off にしてしまって問題が無いだろう。

設定から Background data を off にすれば、sync させないことが出来るけれど、面倒くさいので、AutoSync OnOff という Widget で簡単に切り替えが出来るようにしている。

後は Last.fm あるいは Pandora radio といった streaming は結構 battery を消費するので注意が必要だ。3G data access でのそれは結構激しく消費するので、出来れば WiFi が利用可能なところで使ったほうがいいだろう。3G/EDGE data access で利用する時に電波状況が悪い場所から利用すると、激しく battery を消費してしまう。WiFi access で接続ポイントが目の前にある、というような状態でも、Streaming Radio を聴いていると CLIQ の場合 1%/10 mins 位の割合で減っていく。とはいえ、Streaming Radio を聴くのは fitness をしている時くらいなので、これはこれで良いかなというところ。

Build Quality/Keyboard

CLIQ の build quality は結構良い部類に入るだろう。Devour が aluminium 仕上げだったりと、もちろん他にもよい感じの物はあるけれど、それでも平均的な smartphone と比べれば結構良い質感だ。後は各 button が結構 logical な位置にあって使いやすい。

Slide メカニズムは G1 なんかと比べるとちょっと lock が弱い、というか slide させるのに感じる抵抗はそれほど強くない。ただ、slide メカニズムは smooth だ。

そして keyboard。これに関しては結構使いやすいと思う。手がかなり大きい人には、ちょっと辛いかもしれないけれど、この隙間の無い key の配置も意外とそれほど抵抗無く使うことが出来た。

英文の入力は、Nexus One でも特に問題は感じなかった。特に ShapeWriter や Swype を使えば英文入力は充分だろう。ただし、それでも touch panel の反応は resistive より不正確だし、physical keyboard とは比較できないと言うか。

日本語入力に関して言えば、flick input というのも数週間試してみて、結構早く入力できるようにはなったけれど、それでも無いよりはましと言う程度の input method だ。Num Pad key で日本語を入力するなら flick では無くて T9 input の方が余程いいだろう。

そして勿論 phisical keyboard の方が、こと日本語入力に関しては圧倒的に上だ。幸いなことに Android OS の場合は IME を download してくればすぐに使えるのも便利。最初は Simeji を使っていたんだけれど、機能が豊富なのはいいけれど、word prediction などを有効にしていると、typing speed に全然追いついてこないので最終的には OpenWnn に変えて使っている。

Unifying identities

これは Palm が WebOS で実現しているけれど、同じ事を Motorola は Android OS 上で MotoBlur を使って実現した。ただし、OS base でそれを実現している WebOS とは違い、MotoBlur のそれは protocol を超えて conversation が統合されるという level には至っていない。それでも MotoBlur に登録した account から取得した contacts/friends などを統合してくれるのは便利だ。

この関連付けは完璧ではないので、最初のうちにちょっと時間を取って関連付けをきちんと行えばとても便利だ。例えば友達から電話がかかってきた時に、彼女の MySpace (あるいは twitter/facebook) account の profile picture と、latest update が表示され、その下に “Answer” button が表示される。何気ない機能ではあるんだけど、これはいざ使い始めると結構便利だなと思う。

色々他にも利点はあるけれど、こんなところだろうか。今でも T-Mobile subscriber で安く買えて solid な Android handset というなら充分選択肢に入るだろう。Amazon、あるいは他の retail で買えば $0.01 で買えたりするし。(勿論2年契約、あるいは full upgrade 可能であることが前提だ。)

同時にいくつか、欠点もあるけれど、それは実用的な smartphone が欲しいと言う場合にはそれほど大きな欠点にはならないだろう。それでも、いくつか代表的な欠点を上げると:

Real-time

email などは問題ないけれど、Happenings widget の更新間隔はそれほど短くは無い。なので twitter、facebook などをこまめにチェックしないと気がすまない人は MotoBlur を使うのではなく、別に 3rd party applications を用意して使ったほうがいいだろう。

もっとも、単なる暇つぶしの道具である SNS に即時性を求める方がどうかしているような気もするけれど。

Screen size/Media-Player

Smartphone を実用的なあるいは business tool として使うのではなく、Media Player、あるいは entertainment device として使いたい、という場合には小さな screen size はかなり向いていない。Android OS 標準の media-player もあまり使い物にならないというか (単純に playback するだけなら充分実用だ)。ただし、こちらは 3rd party application を探せばいいだけなので、それほど大きな欠点ではないだろう。

ただし Screen Size は後から大きくしたりは出来ないので、そういう用途に使うなら最初から大きな Screen Size を持つものを買うべきだ。

Upgradeability

これはある程度と言うところだろうか。MotoBlur という追加 layer を持っている以上、将来の OS upgrade がすんなり行くと言う保証はどこにも無い。これは他の UI layer を持つものでも同じ事で、Android OS の upgrade が何よりも重要だと言う人は、Google Experience device 以外を買うべきではない。Google Experience device の Nexus One そして、Droid はどちらも Stock Android で比較的早い upgrade が行われるだろう。

もっとも、smartphone としてせいぜい数百ドル程度で買ったものの『将来の機能』を期待する、というのも随分むしの良すぎる話だ。大半の consumer は、何が出来るかで買うのであって、OS の upgrade がと騒ぐのは loud minority の geek/nerds だけだろう。

問題に対処するための update は必要だけど、将来の OS の upgrade は別に無くても良いのではないかと思う。

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