The cult of SNS

Social Media Revolution 2 という video、良くこれだけのものをでっち上げたものだとちょっと呆れたというか。

最初に世界の人口の 50% は under 30 である、と来て、次に “96% of them have joined a social network” と来る。(彼らの 96% は social network にjoin している)

最初に大きな市場があるかのように思わせて、後は個別の数字を適当に操作して SNS と言う名前の幻想を売り込むために製作されたものだろう。この2つのフレーズを組み合わせると、若年層に大きな市場がある、すなわち将来の成長が見込める分野だと思わせるのに充分なインパクトだ。

Video の冒頭では、

Is Social Medua a Fad?

Or the biggest shift since the Industrial Revolution?

と来る。ただの流行か、それとも産業革命以降の大きな変化か? と来るのもまた凄いというか。適当な統計を恣意的に解釈して、なおかつ良い具合に脹らませて、という典型的な詐欺としか言いようがない感じだ。

もっとも、自立的な判断能力がある人たちはこんなものに騙されることはないだろう。これを見て、単純に凄いと思える人が要は SNS と言う名前のカルト宗教のターゲットなのだ。一旦信仰に囚われてしまうと、SNS は世界を変える!などと無邪気に思い込むようになり、周囲に喧伝するようになる。多分、次の新しい宗教が出ればさっさとそちらに乗り換える、ある意味信じやすい人たちなのかもしれない。

実際ちょっと考えれば分かるだろう。世界の人口の半分が under 30 と言うのはいいとして、次の “96% of them” は全くの虚偽だ。そもそも世界中の under 30 のうち 96% もの人々が online に reach 出来るわけがないのだ。

しかも、SNS に join ということは識字率が 96% 以上あるということだ。もし、本当に世界の若年層の識字率が 96% もあるなら、これは確かに産業革命以降の大きな本当に大きな変化だ。

実際のからくりを見ると単純で、2番目は source として引用してあるのが US の teens/tweens を対象にした study だ。そこには、

96% of online teens/tweens report ever having used any type of social networking technology including IM/chat, text messaging and email.

となっていて、要は 96% の teens/tweens が何らかの social activity を network 越しに行っていると書いてある。ここには、IM/Chat、SMS そして email も含まれている。

実際その study を掘り下げていくと、online を通した social activities にではなく、いわゆる Social Networking Service とされるところへは、そんなに多数はアクセスしていないことが読み取れる。

Teens/tweens に関して言えば他にも色んな study があって、大体どの調査を見ても SNS の利用は 30% 前後だ。もちろん、時間と共に増えていく可能性は否定しないけれど、こうした調査の数字を意図的にゆがめて使い 『世界の30歳以下の 96% が SNS を利用している』などという大嘘の断定を行うのは論外だ。

実際、健全な判断能力を持つ人がこんな奇想天外な数字に騙されることはないだろう。しかし、SNS を崇めるカルト信者の人たちはこの限りではない。

これが以下に変か、あるいは詐欺的なのかについては、Google Buzz で discussion していたりしますので、興味のある方はどうぞ 🙂

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