Sidekick disaster

週末にMicrosoft/Danger、そしてT-MobileからSMSでお知らせが届いた。

Sidekickは、基本的には全てのUser DataをDangerのServerに格納する。もちろん、Localにも格納されるけれど、バッテリーが切れたり、あるいはResetしたりすると、DataをDangerのServerから再度受け取る仕組みになっている。

で、ここのところServiceそのものがどうも不調だったんだけど、NoticeによればDanger側のDataが全てLostしたとのこと。復旧は恐らく絶望的だろうということで、まずびっくりするのはWorking Backup Setを保持していなかったことだ。これはちょっと呆れてしまうというか…

Danger (今はMicrosoftに買収されている)のBusinessというのは、もともと端末などからの利益は一切無く、Sidekick用のData CenterをOperateしてT-Mobileから利用料金の一部を受け取るというものだ。彼らがDesignした端末に対するroyaltyは基本的に無い。その代わり、SidekickからWEB AccessのRequestなどがあると、DangerのProxyを通り、Sidekick用に加工されて送られるとか、あるいはToDo、Memo、Picturesその他諸々のDataも全てData Center側に格納するServer CentricなServiceで、そのOperation FeeをT-Mobileから受け取っていたわけだ。Closedで、あまり目立たないけれどCloud Computing的なServiceとしてもう何年も続いている。

にもかかわらず、Users dataのworking backup setが無いというのはあまりにもお粗末というか…

私の場合は、基本的にContactその他、必要な情報はSidekickだけではなく、家のMachineだったり、そのほかのOnline Serviceにも存在しているので、Data Lossによる実質的な損害は無い。Sidekick LXもResetしたり、バッテリーが完全に切れるまで放置しておくこともないし。

Service Providerがやってしまった失敗としては、恐らく最悪のものだろう。ある意味Cloud Computingという言葉だけ新しい流行りもののRiskを実証したCaseとなるんじゃないだろうか。

Cloud Computingという新しい言葉に包んで何か素晴らしいもののように見せかけているけれど、Providerの提供するData Centerに全て依存するService形態というだけで特に目新しいものではない。Center側とのやり取りのAPIが標準化されようが、Openなものになろうが、自分たちでServer Sideも含めて運用するのではない限り、結局Center側はある特定の事業者に握られ、囲い込まれることになる。

それと、DataそのものをProvider側に握られるというのも、今回のような問題を引き起こすことになる。取り合えず、Microsoft/Dangerそのものは企業としての存続に当面は問題が無いけれど、これが資金的にShortしそうなVentureとかだと、User Dataそのものをどこかに売り払って(!)、会社は閉鎖、経営者は失踪とか、そんなことも起こりえる可能性がある。

会社の施設内に、Big Iron(mainframe)が鎮座しているけれど、利用することは出来ても、Maintenanceそのものは、Vendorに頼っている。計算機としての性能を利用してはいるけれど、鎮座した巨大なMachineそのものは、神殿の奥深くに設置された聖なる祭壇のようなものだ。基本的にCloud Computingもこれに通じるところがあると感じる。一番Coreな部分を誰か他者に委ねてしまう、という部分、そして、その委ねた相手のServices、Productsに付き合わないといけないところなどは一緒だ。

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