INIファイルなどのTweaks。Optionの設定をUltra Highにして、そこから変更してみた。カテゴリごとに列記してみるので、INIファイル中で検索して必要なところを変更すると良いだろう。
— FALLOUT.INI —
[Game Play 全般]
- bDisableAllGore=1
INI ファイルに通常存在しないOptionなので、自分で追記
Gore表現を無効化。これを使うよりはGore Tweaksを好みに応じて導入した方がいいかも。- bScreenSplatterEnabled=0
PCが攻撃を受けた際の画面上に飛び散る血飛沫を無効化。- fDecalLifetime=10.0000
この値はDefault値。Blood Decaleの存在する時間(秒)を指定できる。- bEssentialTakeNoDamage=0
Essential NPCにDamageを与えて殺害できるようになる。ただし、子供に関してはSensitiveな問題となるので、この設定には影響されないだろう。(未確認)- bEnableBorderRegion=1
Defaultは1。0にすることで、Mapの端に存在するBorderを無効化できる。ただしその先に行っても何も無いし、何か良からぬことがおきる可能性もあり。[Performance 関連]
- bPreemptivelyUnloadCells=1
使用されていないCellをメモリからUnloadする。- bSelectivePurgeUnusedOnFastTravel=1
使用されていないCellをFast Travel時にUnloadする。- iPreloadSizeLimit=131072000
Preload Cacheのサイズ。MOD等を特に導入しない場合はそれほど必要ないと思われる。
またMemoryが少ない環境ではこの値を大きくするとPerformanceがかえって悪化する。- iPresentInterval=0
VSyncのOn/Off
OptionからVSyncを無効化しても、FALLOUT.INIの値が書き換わらないBugがあるので、この値を0にする必要がある。FALLOUT.INIとFalloutPrefs.iniの両方に存在し、両方で0となっている必要がある。- bUseThreadedBlood=1
- bUseThreadedMorpher=1
- bUseThreadedParticleSystem=1
- bUseThreadedAI=1
- iNumHavokThreads=3
- BackgroundLoadLipFiles=1
- bLoadBackgroundFaceGen=1
- bCloneModelsInBackground=1
最初の4つ以外の変更はMulti Thread処理/Background処理を有効化するかどうかの設定。Multi Core/SMPの場合にのみ効果がある。[AUDIO]セクションのbMultiThreadAudio=0というOptionも同じカテゴリのものだと思われるが、これを有効にするとGameが正しく終了しない問題があった。
[Graphics 関連]
- bHighQuality20Lighting=1
Lightingの向上- bAllow30Shaders=1
SM3.0が利用可能なGPUでSM3.0を使用するかどうかの設定。- bActorSelfShadowing=1
Self Shadowの有効化- bUseWaterHiRes=1
Waterが常時HiResで描画されるようになる? いまいち効果不明。- bReflectExplosions=1
Explosionを反射。ただし、これが発生した際のFlamerateはかなり落ち込みそう?bFixFaceNormalsはOblivionの時と同様に効果あり。ただしLootする際にほぼ確実にCTDが発生してしまう。同様にuGirdsToLoadも効果はある。ただし、一度この値を増やした状態でSaveをすると、そのSave DataがSaveされた際のuGridsToLoadの値より低い値がINIに設定されていると、Load時に100% CTDが発生する。
[その他]
- bInvalidateOlderFiles=1
Mesh/Textures/SoundなどをReplaceするMODを使用する場合には必須の設定。
— FalloutPrefs.ini —
FalloutPrefs.iniの各設定は全てOptionからアクセスできるので省略。
— Plugins.txt —
Plugins.txtの位置は、%USERPROFILE%\AppData\Local\Fallout3 (Vista)。XPの場合はDocuments and Settings以下のどこかにあると思う。
Plugins.txtには有効化されたESPのファイル名が列記される。FOMMからLoad Orderを変更できるけれど、手作業で変更するならこのファイルに記載されたESPの順番を変更すればOK。ただしfallout3.esmは常に先頭にする必要があるだろう。WindowsのUser名にキリル文字、アラビア文字、漢字や特殊記号をなどを使用しているとData Filesでチェックしても正しく反映されていない場合があるらしいので、その場合は手作業で編集する必要がある。(BinaryのCodepageはWestern Europeanのものなので、それ以外の文字を正しく解釈できないのだろう。)
全体的にOblivionと同様のTweaksが可能。OblivionではuGridsToLoadを増やしたときにGlitchが生じることがあったけれど、今のところFallout 3では同様の事態には遭遇していないのでEngineはそれなりに改良されたようだ。なにより、Loadingが早くてTipsが殆ど読めない状態なのである意味感動的。DefaultのUltra Highの設定でも、結構良い感じだと思うけれど、High-EndなRigでPlayしているなら色々試してみるのも良いだろう。